2018.12.20
12月6日(現地時間5日)、ブルックリン・ネッツのホーム、バークレイズ・センターで行われた一戦で、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックが21得点15リバウンド17アシストのトリプルダブルを達成。通算108回目となったウェストブルックは、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)の記録を上回り、歴代単独3位に立った。
チームメートのポール・ジョージが47得点の大暴れを見せたこともあり、サンダーは最大23点ビハインドの試合をひっくり返して114-112で逆転勝利。4連勝を飾ったサンダーは、6日(同5日)終了時点でウエスタン・カンファレンス2位(16勝7敗)へと浮上。
試合を終えたウェストブルックは「キッドのような偉大な選手の記録を上回ることができるなんて、夢にも思わなかった。ただただ光栄なことさ」と『AP』へ語っていたのだが、ここ数年におけるこの男の活躍はすさまじい限り。
今季を含めたキャリア11シーズンのうち、ウェストブルックがトリプルダブルを記録できなかったシーズンは一度(2011-12)のみ。そして14-15シーズンから達成数が2ケタへと跳ね上がっていった。
16年7月にケビン・デュラントがゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍すると、16-17シーズンに史上最多となる42回、昨季もリーグトップの25回を記録。今季は15試合の出場で4回達成しており、こちらもリーグトップに君臨している。
昨季まで2シーズン連続で“平均トリプルダブル”を達成している稀代の万能型ガードは、この試合を終えて平均22.7得点10.1リバウンド10.0アシストを残し、平均トリプルダブルに到達。
今季は開幕4連敗という自身としてもワーストなスタートとなったが、サンダーはその後連敗もなく、白星先行で勝ち続けている。今後もウェストブルックがコートを縦横無尽に暴れ回り、サンダーを勝利に導くことだろう。
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