2019.09.26

新天地でケガからの復帰を目指すフルツ「いつだって喜びを忘れないでいる」

2シーズンに及ぶケガから完全復活を目指すフルツ[写真]=Getty Images
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前を見据えて歩むフルツ

 2017年にNBAドラフト全体1位指名で、当時フィラデルフィア・セブンティシクサーズへ入団したマーケル・フルツ。攻撃的なスコアリングガードとして注目を浴び、活躍を期待されていたが、右肩のコンディションが思わしくなく、ルーキーシーズンからケガに苦しむことになる。

 キャリア2年目となった昨季もケガは完治せず、しびれや痛みを伴う胸郭出口症候群と診断されたフルツ。シーズン中にオーランド・マジックへトレードされてからは、ケガの完治に向けて治療に費やしてきた。

 ここまで2シーズンで33試合の出場に留まっているフルツだが、マジックは公式Twitterをとおして、彼が練習を行っているビデオを投稿。彼の表情と姿からは、復帰へ向けて着実に準備をしていることが伺える。

 現地メディアの『Yahoo Sports!』によると、フルツは以下のようにコメントを残したそうだ。

「僕はコートへ足を踏み入れる時は、いつだって喜びを忘れないでいる。この先どんなことがあってもね。当たり前のことだなんて思えない、人はいつ何を奪われてしまうのかわからないのだから。僕がドラフト1位指名された理由がある。僕は一生懸命であり、コートの上でできることを知っている」

 新天地であるマジックで、3年目のシーズンを迎えるフルツ。これまではケガに苦しみ続けてきたが、トレーニング中の彼の姿とコメントからは自信を感じられる。ファンにとっては彼の復帰はとても待ち遠しいものだろう。

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