2019.12.04
10月28日(現地時間27日)に行われたシャーロット・ホーネッツ戦。ロサンゼルス・レイカーズは同点10回、リードチェンジ11回の末に120-101で勝利した。
レイカーズはアンソニー・デイビスがゲームハイとなる29得点に14リバウンド3ブロック、レブロン・ジェームズが20得点6リバウンド12アシスト、クイン・クックが12得点8アシストで勝利に貢献。
ジャズ戦に続き、レイカーズはこの日もディフェンスでホーネッツに襲い掛かり、被フィールドゴール成功率38.5パーセント、被3ポイント成功率28.6パーセントに抑え込み、2連勝(2勝1敗)とした。
この日のヒーローは、ベンチスタートながら出場時間帯における得失点差で両チームトップとなる+23を残したドワイト・ハワードだろう。約23分コートに立ったハワードは、8本のフィールドゴールを全て決め切って16得点を奪ったほか、10リバウンド4ブロックの大活躍を見せた。
「僕はレイカーズに戻ってからというもの、毎秒、いや全ての瞬間で自分の全てを捧げているんだ。それは十分に価値があること。僕らがコートに立ち、全てを注ぎ込んでいるのを見て、ファンの皆も楽しんでくれているといいね。僕は自分のエナジーや努力の結晶、そして激しさを毎晩持ち込もうとトライしているだけ。そしてそれを楽しんでこなすようにしているんだ」とハワード。
かつてのリーグNo.1センターであり、現役有数の実績を誇るハワードは今夏、ロールプレーヤーとしてリバウンドとブロックショットに特化した働きを受け入れてレイカーズ入り。
この日ハワードが見せた攻防両面におけるハッスルプレーの数々は、ホームのステープルズ・センターに駆け付けた1万8,997人の観衆を味方につけ、大歓声が送られた。
ハワードはここまで、デイビスやジャベール・マギーといったビッグマンたちと共に、レイカーズのディフェンス面を支える貴重な働きを見せている。
そんなハワードについて、レブロンは「それこそ俺たちが彼を加えた理由なんだ」と切り出すと、「彼について多くの人たちが失敗の烙印を押す中、俺たちは彼にすばらしい機会を与えることができるかもしれない、と感じていた。俺たちは彼の言葉を信じており、今まさに実行してくれている。彼が今、このチームにいることを本当にうれしく思うよ」と続けた。
この試合で10得点4リバウンド1スティールを残したマギーも、「最高の仕事をしてくれた」とハワードを絶賛。デイビスは「彼ら(ハワードとマギー)がいることで、俺を4番(パワーフォワード)にとどめてくれるんだ。彼らが今夜のようにプレーすることによって、何かがすぐに変わったりするとは思えないね」と口にしており、頼れるバックアップを称えていた。
「ベストチームであり、世界最高の都市に戻ってくることができたことに、僕はすごく感謝している」とコメントしたハワード。2013年以来の古巣復帰を決めた今季、ハワードが楽しくバスケットボールをプレーできていることはうれしいかぎり。
毎試合このような活躍ができる保障はないものの、バックアップにかつてのリーグ最強センターが控えていることは、レイカーズにとって非常に心強いはずだ。
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