2020.09.05
8月7日(現地時間6日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズとダラス・マーベリックスによるシーディングゲーム(順位決定戦)が行われ、クリッパーズが126-111で制した。
ウェスト2位のクリッパーズと7位のマブスは、プレーオフのファーストラウンドで対決する可能性が高く、この日は“仮想プレーオフ”と言ってもいい試合だった。
試合は同点12回、リードチェンジ12回を記録したものの、クリッパーズが約36分リードする展開となり、カワイ・レナードが29得点6リバウンド5アシスト、ポール・ジョージが24得点7リバウンド6アシスト、イヴィツァ・ズバッツが21得点15リバウンド、マーカス・モリスが16得点で勝利に貢献。
「間違いなくタフなマッチアップになる。あのチームは優勝候補の一角なんだ。でも俺たちはそのチャレンジを楽しみにしている。経験を得ることができるからね」。
マブスでは敗戦後にそう語ったクリスタプス・ポルジンギスが30得点9リバウンド5アシスト、ルカ・ドンチッチが29得点3リバウンド6アシストを残したほか、3選手が2ケタ得点を奪取。
ドンチッチはシーディングゲームが始まってからというもの、3試合のうち2試合でトリプルダブルを達成しており、直近のサクラメント・キングス戦(5日)では34得点20リバウンド12アシストというモンスタースタッツを残していたのだが、この日クリッパーズはスローダウンに成功。
クリッパーズのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は「ルカは(リーグの中でも)一握りの選手だ」と切り出し、「全てのチームが彼をガードすることに時間を割いている。でもこのチームの選手たちはきわめていい仕事をしてくれたと思うね。何度か彼を見失うことはあったから、それは今後やってはいけない。まだまだ改善の余地がたくさんあるということ」と振り返った。
試合終了後、ジョージとレナードがドンチッチへのディフェンスについて『The Athletic』へ話していたので紹介したい。
「(マブスと対戦するなら)彼はゲームプランに組み込まなければいけない。今夜の試合でも、彼はコンスタントに俺たちへどれだけプレッシャーを与えていたか、見ただろ? でもこのチームには本当に多くのディフェンダーがいる。いくら彼であろうと、ディフェンダーが次々にやってくる中でそれを切り抜けていくのはタフなこと。だからどこかで疲れてしまうのさ。今夜も彼はすごいスタッツを残したけど、俺たちは彼に対してできるだけタフな状況に仕向けることができたと思う」(ポール・ジョージ)
「彼の前に、身体を張ろうとしただけ。彼はすばらしいパサーであり、リングまで持ち込んだり、フリースローを獲得することもできる。それに3ポイントもうまいから、すべてがそろったパッケージなのさ。だから俺たちは彼の前に立ちふさがったんだ」(カワイ・レナード)
もしクリッパーズとマブスがプレーオフのシリーズを戦うこととなれば、この試合を欠場していたパトリック・ベバリーもドンチッチへのディフェンダー役に加わることが濃厚。
だがドンチッチの自信は揺るがない。「僕らは最高のチーム。このチームは何があろうといつだってチャンスがある。中には僕らのことをカウントしていない人たちもいるけど、僕らはそうは思ってない。自分たちのベストを持ち込んでみせるよ」と口にしており、プレーオフで激突すれば白熱したシリーズが展開されることになりそうだ。
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