2020.09.08
ウェスタン・カンファレンス3位のデンバー・ナゲッツと同6位のユタ・ジャズによるプレーオフ ファーストラウンドは3戦を終えてジャズの2勝1敗。
ナゲッツは延長にもつれた初戦を制したものの、翌2、3戦を落として2連敗。8月22日(現地時間21日、日付は以下同)に行なわれた第3戦では37点差の大敗を喫してしまった。
23日に『EuroHoops』へ掲載された記事の中で、ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は24日に行なわれるシリーズ第4戦に向けて、オールスターセンターのニコラ・ヨキッチ、2番手の得点源ジャマール・マレーの奮起を促した。
「まだ彼(ヨキッチ)と話せていない。(第3戦で)彼は15得点5リバウンド6アシストか…。悪くはない数字だ。でも我々はニコラにはもっと多くを求めている。特にルディ・ゴベア(ジャズ)が活躍している時はね」。
第3戦でジャズのオールスターセンター、ゴベアはフィールドゴール成功率73.3パーセント(11/15)を含む24得点に14リバウンドの大暴れ。24得点はプレーオフにおける自己ベストだった。
さらにジャズはシリーズ初出場となったマイク・コンリーが3ポイント成功率87.5パーセント(7/8)を含むゲームハイの27得点、ドノバン・ミッチェルも20得点を挙げる活躍でナゲッツのディフェンスを粉砕。
一方のナゲッツは、ヨキッチが15得点、ジャマール・マレーが12得点5リバウンド6アシストに終わり、リードを手にした時間帯はわずか1分9秒のみ。マローンHCはヨキッチとマレーに対してこう話していた。
「ルディ・ゴベアが支配した。マイク・コンリーも我々相手に支配した。ニコラとジャマールが合わせて27得点では、このチームはどうにもならないね。ベストプレーヤーたちがステップアップし、いいプレーをする必要がある」。
ナゲッツとしては、第二幕で欠場が続いているギャリー・ハリスが第4戦から復帰できるかもしれないだけに、もし出場できればコンリーやミッチェルに対するディフェンダーとして期待が持てる。
だがジャズ相手に白星を飾るためには、指揮官の言うとおり、ヨキッチとマレーがコート上で大暴れしなければ厳しいと言わざるをえない。37点差の大敗を機に、両選手のギアが上がるかどうか、注目したいところだ。
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