2021.07.15

ブラッドリー・ビールが安全衛生プロトコル入り…東京五輪不参加の可能性も

大会4連覇を目指すアメリカ代表にとってビールの離脱は痛手だ[写真]=Getty Images
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主力のビールがチームを離脱、復帰は未定

 7月14日(現地時間13日、日付は以下同)、108-80で快勝したアルゼンチン代表とのエキシビションゲームで、アメリカ代表の一員としてプレーしたブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)。スターターとして出場すると前半から積極的にオフェンスに参加し、17得点6リバウンドと勝利に貢献した。

 アメリカ代表は『東京オリンピック2020』にて大会4連覇を目指しており、そのためには今季レギュラーシーズン平均31.3得点を記録したビールの活躍は必須だろう。だがオリンピック開催が近づくなか、ビールが安全衛生プロトコル入りしたことを15日に『ESPN』が報じた。

 気になるビールのステータスだが、16日には詳細が明らかになるとされている。また健康状態によっては、東京オリンピックへの不参加の可能性も浮上しているとのこと。大会に出場できない場合はビールの代わりとして、ケルドン・ジョンソン(サンアントニオ・スパーズ)、ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)、サディック・ベイ(デトロイト・ピストンズ)の名が挙がっているそうだ。

 アメリカはここまでのエキシビションゲームにて、ナイジェリアとオーストラリアに2連敗したものの、アルゼンチン戦での大勝を機にパフォーマンスを上げようとしていた。その矢先にビールが離脱になったことは、アメリカにとって極めて大きな損失だが、今は早期に復帰できることを願うばかりだ。

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