2021.08.30

マブスへ加入したレジー・ブロック「チームとして競い合うという戦い方が好きだった」

昨季ニックスでスターターを務めていたブロック[写真]=Getty Images
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 22歳のスーパースター、ルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスは、今夏のフリーエージェント(FA)戦線でティム・ハーダウェイJr.ボバン・マリヤノビッチと再契約を結び、トレードでモーゼス・ブラウン、FAのレジー・ブロックとスターリング・ブラウンを獲得した。

 指揮官には殿堂入りポイントガードのジェイソン・キッド(元マブスほか)が就任したことで、ドンチッチとクリスタプス・ポルジンギスが中心ながら、昨季とは一味違うチームを構築することが期待されている。

 特にFAで加わった2選手はハードワーカーとして知られる好選手。ブラウンは大学時代(サザンメソジスト大)を過ごしたダラスへと帰還し、ミルウォーキー・バックスに所属していたルーキーシーズンの途中まで指揮官だったキッドHCの下で再びプレーすることに。

 そしてブロックは昨季プレーオフへと進出したニューヨーク・ニックスでスターターを務めた即戦力。30歳のウィングは、昨季平均10.9得点3.4リバウンド1.5アシストに3ポイント成功率41.0パーセント(平均2.5本成功)を残していた。

 FAとなり、複数のチームが獲得に関心を示していたと報じられたブロックは、8月29日(現地時間28日)に行なわれた会見でマブス入りした理由をこう話している。

「昨年、マーベリックスと対戦していた時、チームとして競い合うというこのチームの戦い方が好きだったんだ。彼らにはすばらしい選手たちがいる。だから簡単だった。僕にとっては考えるまでもなかったね。昨シーズンはニックスにいて、プレーオフへと駒を進めることができた。でも(マブスでは)ポストシーズンで次のステップへと進めると見ている」。

 そしてブロックは新天地でプレーすることに対して「自分が持つスキルセットをこのすばらしい組織、最高の街とファンのために捧げようと思うのは簡単だった。自分のゲームをここに持ち込んでみせるよ」と意気込む。

 通算6チーム目となるマブスで、ブロックはローテーション入りし、自身2度目となるプレーオフ1回戦突破を目指すこととなる。

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