2021.10.21

新型コロナの後遺症を抱えながらも自己最多46得点を挙げたジェイレン・ブラウン「いつもどおり呼吸するには…」

ニックス戦で自己最多の46得点を挙げたブラウン(緑)[写真]=Getty Images
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 10月21日(現地時間20日、日付は以下同)、NBAの2021-22シーズン開幕戦が行われ、ボストン・セルティックスニューヨーク・ニックスと対戦した。

 今シーズンからイメ・ユドーカが指揮官に就任したセルティックス。前半終了時点で58-54とリードするも、第3クォーターに反撃を許し、逆転されてしまう。それでも第4クォーター終盤に猛攻を繰り広げ、延長戦へ持ち込んだが、2度の延長戦の末134-138で敗れた。

 惜しくも敗れたセルティックスはスターティングメンバー全員が2桁得点を記録したが、なかでも活躍が際立ったのがジェイレン・ブラウンだ。開幕を目前に新型コロナウイルス陽性判定を受け、つい先日チームへ復帰した背番号7は、3ポイントシュートを8本沈めるなど外角から得点を重ね、自己最多となる46得点をマークした。

 復帰早々ながら好パフォーマンスを披露し、キャリアハイを記録したブラウンだが、新型コロナの後遺症を抱えながらのプレーだったようだ。『ESPN』が報じたところによると、同選手は試合前に「軽い症状はいくつか出ていて、最も気になったのは呼吸だった。いつもどおり呼吸するには、集中しなければならなかった」と話したといい、息苦しさを感じながら開幕戦を戦ったという。

 苦境に立たされながらもそれを跳ね返し、自己最多となる46得点を記録したブラウン。体調を万全に戻し、さらなる好パフォーマンスを見せてくれることに期待したい。

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