2021.11.25

サンズがキャブズを破って14連勝…指揮官は「競り勝てると分かっている」と接戦に自信

サンズを率いるモンティ・ウィリアムズHC[写真]=Getty Images
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 11月25日(現地時間24日、日付は以下同)、フェニックス・サンズが敵地でクリーブランド・キャバリアーズと対戦した。

 10月は2勝3敗と負け越すも、11月は負けなし、怒涛の13連勝でウェスタン・カンファレンス2位まで上り詰めたサンズ。この試合では第1クォーターだけで36得点を挙げて先手を奪うが、続く第2クォーターでは25得点とやや失速。その間にキャブズに得点で上回られ、61-66で試合を折り返す。

 前半終了時点で5点のビハインドを背負ったサンズは、第3クォーターでディフェンスが機能して20失点に抑えることに成功。87-86と逆転した。最終クォーターでは一進一退の攻防が続き、試合残り11秒で115−114と1点差に。キャブズにファウルゲームを仕掛けられるが、落ち着いてフリースローを沈め、120-115で競り勝った。

 連勝を「14」に伸ばしたサンズは、デビン・ブッカーが35得点、クリス・ポールが17得点12アシスト、ベンチ出場のジャベール・マギーが13得点12リバウンドでダブルダブルを達成した。

 この試合も的確なアシストでチームメートの得点を演出したポールは、試合後の会見で「(開幕から)1勝3敗スタートは僕たちのプランではなかった。でも、僕たちは素晴らしいグループだし、こんなのは見たことがないよ」とコメント。チームを褒め称えた。

 キャブズ戦の勝利で、ヘッドコーチとして通算100勝を達成したサンズのモンティ・ウィリアムズHCは、「美しくなくても自分たちは試合に勝てるんだ。競り勝てると分かっている」と接戦時でも勝ち切ることができる選手・チームの精神力を称賛した。

 現在15勝3敗でウェスタン・カンファレンス2位のサンズ。今月27日にニューヨーク・ニックスと、同28日にはブルックリン・ネッツと対戦するが、どこまで連勝を伸ばせるか注目が集まる。