2021.12.06

「まだ5対5には早すぎる」…ウィザーズ指揮官が八村塁の調整状況についてコメント

今季開幕戦から欠場が続いている八村塁[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 12月5日(現地時間4日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズを指揮するウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが八村塁の状態について言及し、「今は1対1や2対2に限定している。まだ5対5は早すぎる」と明らかにした。

 今年でNBA3シーズン目を迎える同選手は、個人事情で開幕前のトレーニングキャンプへ参加せず。10月中旬にワシントンD.C.入りし、現在まで調整を続けている。

 先日行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦をベンチで観戦し、今シーズンはじめてファンの前へ姿を現した背番号8。チームは現在遠征しているが、八村は帯同せず本拠地で調整を続けるという。

「(遠征には)彼が調整に必要な練習機会と施設が足りない。帯同させるよりも、(DCに残ってもらうほうが)メリットがあると感じた」(アンセルドJr.ヘッドコーチ)

 シュート練習やドリル練習、少数での対人練習などはこなせているものの、5対5には参加できていないとなると、復帰にはまだ時間がかかりそうだ。八村がコート上で躍動する姿を、今は心待ちにしたい。

八村 塁の関連記事