2021.12.07

“ヒート・カルチャー”で新たな視点を得たと話すイグダーラ「あそこには炎がある」

ヒートで1シーズンプレーしたことで、イグダーラが気付いたこととは?[写真]=Getty Images
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 ゴールデンステイト・ウォリアーズで3度の優勝に貢献し、2014-15シーズンにはファイナルMVPも獲得したアンドレ・イグダーラ。昨シーズンはマイアミ・ヒートに1年間在籍したが、今シーズンは再びウォリアーズに戻ってきた。

 優勝を狙えると見込んで加入したヒートでは、プレーオフ1回戦でミルウォーキー・バックスにスウィープ負けと悔しい結果に。しかし、ハードワークを信条とする”ヒート・カルチャー”を体感したことで、改めてウォリアーズを見る目に変化があったという。

 海外メディア『Heavy』のインタビューで、イグダーラは「ウォリアーズは少しリラックスしている。ヒートはまっすぐに隊列を組む感じだ。僕はどちらにも弱点があると思ってる。この2つの球団にいたことで、一歩下がって双方の価値をみつけようとしたんだ」と話した。

 イグダーラは続けて、「生意気で、競争心が強く、炎がある。それがヒートの文化なんだ」とコメント。それと同時に、チームメイトのドレイモンド・グリーンにはそれに似た気質があると言及した。「(ヒートを体感して)ドレイモンドは僕が思っていた以上に価値があると思ったし、それを毎日近くで見ることができたんだ」

 6日(現地時間5日)時点で19勝4敗のウェスタンカンファレンス1位と、かつての黄金期を思わせるほど躍進しているウォリアーズ。新たな観点を持ったベテラン選手が返ってきたことで、チームはさらに深みを増していくだろう。ウォリアーズは次戦、7日にホームでオーランド・マジックと対戦する。

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