2022.02.26
2月3日(現地時間2日)、ワシントン・ウィザーズが試合後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。
6連敗と苦しい状況のウィザーズは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと敵地で対戦。前日にはミルウォーキー・バックスと対戦しており、厳しい日程での連戦だったが、強豪相手に106-103で勝利し、見事に連敗をストップさせた。
チームハイの24得点に加えて試合終盤にはジョエル・エンビードをブロックするなど、接戦を制す原動力となったカイル・クーズマは、「フィラデルフィアに到着したのは今朝2時で、僕は4時まで寝られなかったよ。そもそもNBAのシーズンは移動が多くてキツいが、バックトゥバック(連戦)はとくに肉体的にも精神的にも厳しい。それでも、今日はチームのみんなが精神的にハマって、勝利をモノにした」とコメント。厳しい状況でも、チーム一丸となったことにより、連敗を止めることができたようだ。
キャリア初のトリプルダブルを達成したスペンサー・ディンウィディーは「アシストが多い試合はいつもチームメートのおかげだ」と、仲間への感謝を述べつつ「何よりも大事なことは強い相手に勝って、連敗を止められたことだ」と強豪を打ち破っての貴重な白星を噛みしめた。
さらに、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチも「最近はやられまくっていた。アンラッキーな試合もあれば、内容がひどいゲームもあったので、アウェーでバックトゥバックの2日目に勝てたことは大きい」と語り、「エンビードに対して見事なディフェンスだった」と選手たちを労った。
また指揮官は、11得点2リバウンド1アシストをマークした八村塁について、「塁は我々の戦い方に慣れてきて、出場の機会を存分に生かしている。彼は縦に攻めることができる選手なので、相手のペイントディフェンスに負担をかけることができる。今日、チームはペイント内で得点できたし、リバウンドもしっかり取れた。彼はそういう部分にインパクトをもたらせる貴重な戦力だ」と評価した。
連敗脱出を果たしたウィザーズは、6日のフェニックス・サンズ戦からホームで5試合を戦うこととなる。
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