2022.02.11

ウィザーズに新加入したポルジンギスをクーズマが歓迎「僕はKPが大好きだ」

クーズマは26歳と同い年のポルジンギスを歓迎した[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2月11日(現地時間10日)、ワシントン・ウィザーズが行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 NBAはトレードデッドラインを迎え、ウィザーズはダラス・マーベリックスとのトレードでスペンサー・ディンウィディーダービス・ベルターンスを放出すると、クリスタプス・ポルジンギスとドラフト2巡目指名権を獲得した。

 ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチはポルジンギスについて「彼は特殊な能力を持っている」とコメント。26歳の元オールスタービッグマンは、221センチの長身にもかかわらず、外角からのシュートやドライブとオールラウンドなプレーが可能なうえに、リムプロテクターとして攻防両面での活躍が期待できる。

 ケンテイビアス・コルドウェル・ポープが「221センチならばすべてがミスマッチだ」と語ると、指揮官も「典型的なビッグマンには守るのが難しい選手だ」とポルジンギスの高い能力を評価した。

 また、カイル・クーズマが「僕はKP(ポルジンギスの愛称)が大好きだ。トレード後にすぐ電話して、彼もすごく楽しみにしていたよ」と同い年の新戦力を歓迎すると、アンセルドJr.HCは離脱中のブラッドリー・ビールとの相性についても大きな期待を寄せた。

「(ビールとポルジンギスの)ツーマンゲームは相手チームにとってものすごく厄介になるだろう。二人とも外から打てるし、ドライブもできる。さらにボールハンドラーもできるので、すごく特別なコンビになれる。デンバー・ナゲッツの二人(ニコラ・ヨキッチジャマール・マレー)と比較するつもりではないが、けっこう似ていると思うよ」

 膝の故障による欠場が多く、不安材料もあるポルジンギスだが、年齢的にはこれからが全盛期となる選手なのは間違いないだろう。エースが左手首の手術によりレギュラーシーズンの残り試合を全休することとなったウィザーズにとっては、彼の活躍が必要不可欠だ。

カイル・クーズマの関連記事