2022.02.23

ウェスト3位で後半戦を迎えるグリズリーズのモラント「ゴールは王座を勝ち取ること」

グリズリーズのモラント(左)とジェンキンズHC(右)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 今年のオールスターで初出場を飾ったメンフィス・グリズリーズジャ・モラントは、「TEAMデュラント」のスターターとして17分33秒をプレーして6得点3アシストをマーク。スタッツ上では特に目立つことはなかったものの、アリウープをリバースダンクで締めくくり、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)のロブパスを空中で半回転してリングへたたき込むなど見せ場を作った。

 グリズリーズは昨季プレーイン・トーナメントでサンアントニオ・スパーズを下し、延長の末にゴールデンステイト・ウォリアーズを下して4シーズンぶりにプレーオフへ進出。

 ファーストラウンドでユタ・ジャズに1勝4敗で敗れて姿を消したものの、モラントは初のプレーオフで両チームトップとなるシリーズ平均30.2得点に4.8リバウンド8.2アシストと暴れ回った。

 そうして迎えた今季、22歳のポイントガードは平均26.8得点5.8リバウンド6.9アシスト1.2スティールでチームをけん引しており、グリズリーズはここまでリーグ3位の41勝19敗という好成績を残している。

 2月20日(現地時間19日、日付は以下同)に行なわれたオールスターのメディアデイで、モラントは「ポイントガードとして、リーダーにならなきゃいけないと感じている」と口にし、チームとしてのゴールについてこう語っていた。

「僕らのゴールはチャンピオンシップ(王座)を勝ち取ること。このままチームとしてまとまり続けて、互いに成長をして一丸となってプレーしていけば、僕はこのゴールを達成できる気がしている」。

 現時点でウェスタン・カンファレンス3位のグリズリーズは6位のデンバー・ナゲッツ(33勝25敗)と7.0ゲーム差をつけているため、25日から始まるレギュラーシーズン後半戦で大崩れしない限り、プレーオフへ駒を進めることは十分可能だろう。

 そこからこのチームがファーストラウンドを勝ち上がり、カンファレンス・セミファイナル以降もコート上で戦い続けることができるのか。そのカギはもちろん、グリズリーズが誇るスーパースター、モラントが握っている。

ジャ・モラントの関連記事