2022.03.07

イースト9位へ転落したネッツのデュラント「俺はこのグループに自信を持っている」

セルティックス戦に臨んだデュラント(右)[写真]=Getty Images
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「すごいことだね。俺は30(3万得点)まで行くべきだ。この快挙に達して、偉大な選手たちと並んだことがうれしい。これからも点を取り続けて、どこまで行けるか楽しみにしている」。

 そう語ったのは、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラント。3月7日(現地時間6日)に行なわれたボストン・セルティックス戦で、33歳のスーパースターは37得点に6リバウンド8アシスト2ブロックをマークし、NBA史上23人目の通算2万5000得点を突破。

 レギュラーシーズン922試合目でこの快挙をクリアしたデュラントは、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか/691試合)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/782試合)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか/889試合)、レブロン・ジェームズ(現レイカーズ/915試合)、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/917試合)、ジェリー・ウェスト(元レイカーズ/920試合)に次いで、史上7番目の速さとなった。

 現役ではレブロン、カーメロ・アンソニー(レイカーズ)に次いで3人目と、限られたエリートスコアラーだけしか達成できない領域に入っただけに、デュラントにまた新たな勲章が加わったと言っていい。

 もっとも、試合はジェイソン・テイタムがシーズンハイの54得点と大爆発したこともあり、セルティックスが126-120で勝利。この試合を落としたネッツは4連敗となり、イースタン・カンファレンス9位(32勝33敗)に転落。

 イースト6位のクリーブランド・キャバリアーズ(37勝27敗)とは5.5ゲーム差がついたことで、ネッツが今季プレーオフ進出を果たすためにはプレーイン・トーナメントを勝ち上がる必要が出てきた。

「俺たちにはまだ試合がある。あと17試合あるんだ。シーズンの終わりにどうなっているか見てみないとね。先のことは考えず、一日一日を過ごしていくだけ。俺はこのグループに自信を持っているんだ」。

 デュラントはそう口にしており、ここからプレーオフに向けて巻き返していくことを誓っていた。はたして、ネッツはこの先どこまで順位を上げていくことができるのか。今後の戦いにも注目していきたい。

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