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今年は不本意なシーズンを送ってしまったロサンゼルス・レイカーズ。勝率はわずか40パーセントにとどまり、大方の予想どおりヘッドコーチのフランク・ボーゲルには解任が告げられた。
レイカーズは名誉挽回に向けてHCの招聘が必須となっているが、一人のレイカーズOBが手を挙げた。
「もし、4年契約で年俸2500万ドル(約32億円)のオファーがあればレイカーズのコーチをやってやる」
そうコメントしたのは他でもない、2016年にバスケットボール殿堂入りを果たしたシャキール・オニールだ。
"If they offered me $25M a year for 4 years, I'd coach the Lakers." 👀@SHAQ ponders a coaching career on #TheBigPodcast: https://t.co/wpZ6zHYULF pic.twitter.com/SDrN1AbDlc
— NBA on TNT (@NBAonTNT) April 21, 2022
デマー・デローザンを指導した経験を持つレジェンドラッパー、マスター・Pは先日『TMZ』の取材に対して「俺をレイカーズに入閣させろ、勝ち星稼ぎを手伝ってやる」と発言。そして、勝利のために「とんでもないアシスタントコーチを連れてくる」とし、そこでヒューストン・ロケッツのフロントに在籍するジョン・ルーカスとともにオニールの名前を挙げていた。
しかし、歴代最高のセンターは自身が主宰するPodcast『Big Podcast with Shaq』において、アシスタントコーチの職を受ける気はないことを強調。そして、マスター・Pの発言については、以下のように言及している。
「レイカーズがマスター・Pと会話の場を設けた結果、彼を選ばなかったとしよう。そしたら、俺はもうひとつのミーティングを開催して、『おい、お前たちが俺の友人であるマスター・Pを選出しなかったのは知っている。だが、もし俺に参加してほしいなら、これが提示額(2500万ドル)だ』と言うだけだ」
ご存知のとおり、シャックはバスケットボールの世界において指折りのユーモラスな男で、コメンテーターに投資や経営など非常に多忙な生活を送っており、この発言に本気の熱がこもっているとは到底思えない。それ以上にHCの職として要求しているサラリーそのものが冗談であり、『Sportscriber』の情報によれば、コーチで最も高給取りのグレッグ・ポポビッチでさえ、1100万ドル(約14億円)が年俸となっている。
文=Meiji
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