2022.04.29

パーキンスがネッツのHC変更を提言…「一心同体でなければならないだろう」

現在は『ESPN』のアナリストを務めるパーキンス/写真は2015年[写真]=Getty Images
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 4月18日(現地時間17日)から開始されたブルックリン・ネッツ対ボストン・セルティックスのNBAプレーオフ1回戦。初戦を114-115と僅差で落としたネッツは続く第2、第3試合も勝利にあと一歩届かず、26日の第4戦に敗北したことでファーストラウンド敗退となった。

 ケビン・デュラントカイリー・アービングといったスター選手を抱えながら、スウィープでの敗北を喫したネッツ。シリーズ敗退後、アービングはネッツとの再契約の意向を示し、この先もデュラントや球団オーナー、ジェネラルマネージャーとチームを背負っていきたいとコメントした。

 一方で、彼のコメントにスティーブ・ナッシュヘッドコーチの名前は出てこなかったようだ。この発言を受け、『ESPN』のNBAアナリストを務めるケンドリック・パーキンス(元オクラホマシティ・サンダーほか)は指揮官の交代が必要だと語っている。

「一心同体でなければならないだろう。ネッツのプレーを見ると、彼らはナッシュに対して全く敬意を払っていない。私にとってナッシュは偉大な人間だが、つまるところこれはビジネスさ。選手たち、特にアービングが尊敬し、耳を傾けるような人間がHCの席に必要なんだ」

 2度のシーズンMVP、8度のオールスター選手など、現役時代には輝かしい記録を幾度となく受賞したナッシュ。2020年にネッツの指揮官に就任し、昨シーズンはプレーオフ1回戦でセルティックスを4-1で下したが、カンファレンス準決勝のミルウォーキー・バックス戦は3-4で敗退した。

「ナッシュはネッツのHCに適していない」ともまくし立てたパーキンス。アービングがナッシュの名前をあえて出さなかったのであれば、ネッツは新たなHC探しに奔走することになるだろう。