2022.07.15

ジョアキム・ノアが有名ブラジル人モデルと待望の挙式…盟友ローズはカメラマンを担当

ノア(左)とローズ(右)は2010年代前半にブルズで黄金期を築いた[写真]=Getty Images

 デリック・ローズは、2000年代後期にデビューした選手のなかでも最速で名声を手にした選手だろう。自身の出身地に本拠地を置くシカゴ・ブルズNBAキャリアをスタートした同選手は、切れ味抜群の鋭いドライブと超人的な身体能力で1年目から存在感を発揮。自他ともに認める活躍でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

 また、2010-11シーズンには22歳6カ月でシーズンMVPを受賞し、ウェス・アンセルド(元ワシントン・ブレッツ)が保有していた史上最年少記録を塗り替えた。

 しかし、左膝前十字靭帯断裂と右半月板断裂の大ケガを境に、順風満帆のキャリアは突如として失速してしまった。だが、不屈の精神で人生最大の困難を乗り越えると、ミネソタ・ティンバーウルブズに在籍していた2018-19シーズンには、キャリアハイとなる50得点ゲームを演じてNBAのベストモーメント賞を受賞。現在はニューヨーク・ニックスでベテランとして自身の役割を全うしている。

 そんなローズは、今オフ新たな趣味を見つけたようだ。2022年7月13日、ローズの盟友であるジョアキム・ノアが293万人のSNSフォロワーを誇るヴィクトリアズ・シークレットの人気モデル、ライス・リベイロと結婚式を挙げた。2018年から続く2人のゴールインには、多方面から祝福の声が集まっている。


 その写真に目を凝らすと、2人の奥でローズがカメラマン役を務めているのがお分かりいただけるだろう。キャノンの一眼レフにはストロボ(フラッシュ)が装備されており、その熱心な撮影風景からは、旧友のメモリアルな1日を記録しようとするローズの真剣さが伺える。

 ローズとノアは、2010年代にブルズで黄金期を築き、2016年にはともにニューヨーク・ニックスへと移籍した。ローズのデビューから8シーズン、果敢にリムへと飛び込んでいく爆速ポイントガードをペイントエリアから支えた女房役は他でもないノアだった。

 ローズはノアの引退後に開催されたファラウェルイベント「ジョアキム・ノア・ナイト」にも駆けつけるなど、苦楽をともにした仲間の新たな門出をフォトグラファーという立場から手助けしたかったに違いない。

 この微笑ましい光景にはファンたちもほっこり。だが、ローズが撮影したノア夫妻の写真がどのような仕上がりになっているのかは、彼らだけの秘密なのかもしれない。

 文=Meiji

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