2022.08.21

足首のケガのため昨季長期離脱となったベテランガードのデリック・ローズが順調に回復

昨季足首のケガに悩まされたローズ[写真]=Getty Images
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 一昨季途中にデトロイト・ピストンズからニューヨーク・ニックスへトレードで移籍したデリック・ローズは、2020-21シーズンにニックス加入後、主にベンチスタートながら平均14.9得点2.9リバウンド4.2アシストに3ポイント成功率41.1パーセント(平均1.1本成功)を残し、プレーオフ進出へ貢献した。

 昨季33歳のベテランポイントガードは開幕2戦目から4試合連続で2ケタ得点をあげるなど順調なスタートを切ったものの、足首のケガにより、昨年12月と今年2月に手術を断行し、昨年12月中旬を最後に戦線離脱。

 キャリア13年目となった昨季、ローズは26試合(うち先発は4試合)のみの出場に終わり、チームもイースタン・カンファレンス11位の37勝45敗でレギュラーシーズンをフィニッシュしており、プレーイン・トーナメントにも届かなかった。

 それでも、ローズは平均12.0得点3.0リバウンド4.0アシストに3ポイント成功率40.2パーセント(平均1.4本成功)と、まずまずのプレーを見せていた。

 『The Athletic』は8月20日(現地時間19日、日付は以下同)に公開された記事の中で、ローズが順調な回復を見せており、今季は健康体となって開幕を迎えることができる見込みだと報じている。

 10月20日のメンフィス・グリズリーズ戦で今季初戦を迎えるニックスは、今夏にフリーエージェント(FA)のジェイレン・ブランソンを獲得していることから、ローズは主なバックアップ役を務めることが予想されている。

 ローズはシカゴ・ブルズ在籍時、当時高校生だったブランソンと練習したこともあり、仲の良い友人となってきただけに、両選手がコート上で同時起用される場面もありそうだ。

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