2022.11.15
ロサンゼルス・レイカーズは9月17日(現地時間16日)にデニス・シュルーダーと1年契約を結び、バックコートの補強に成功した。
シュルーダーは2020-21シーズンにレイカーズで先発を務め、61試合の出場で平均32.1分15.4得点3.5リバウンド5.8アシスト1.1スティールを記録。昨季はボストン・セルティックスとヒューストン・ロケッツで計64試合(うち先発は29試合)をプレーして平均28.7分13.5得点3.3リバウンド4.6アシストを残しており、8シーズン連続で平均2ケタ得点をマークしている。
レイカーズのダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、アトランタ・ホークス時代にアシスタントコーチとしてシュルーダーと5シーズンを共に過ごしたこともあり、互いを知る関係でもある。
バスケットボール運営部副代表兼ゼネラルマネージャー(GM)のロブ・ペリンカは、リリースの中でこのようにコメントしていた。
「我々はデニス・シュルーダーがレイカーズへ帰ってきたことを心からうれしく思います。それはデニスとコーチ・ハムによる選手とコーチの歴史だけでなく、恐ろしいまでの競争力と共にタフなメンタリティを互いに示してくれるからです」。
レイカーズの今季予想スターターはフロントコートにレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、トーマス・ブライアント、バックコートにはラッセル・ウェストブルックとシュルーダーという布陣。ガードではパトリック・ベバリーやケンドリック・ナン、オースティン・リーブズ、ロニー・ウォーカー四世といった選手たちが控えている。
「デニスはガードポジションにおいて選手層に厚みとオンボールディフェンス面における存在感を加えてくれるでしょう。そしてスコアラーとプレーメイカーとして能力があることを証明してきました」とペリンカGMも期待を寄せている。
シュルーダー自身もインスタグラムへ「レイカーネーションの皆が毎日僕のことをサポートしてくれるといいな! 僕は自分の持つすべてを毎日捧げていくよ!! レイカーズでプレーできて光栄だ。始まるのが楽しみだ!」と投稿し、2シーズンぶりのレイカーズ復帰に心を躍らせていた。
レブロン、デイビスの周囲にウェストブルック、ベバリー、シュルーダーという個性豊かなガード陣をそろえたレイカーズ。彼らがコート内外でかみ合うことができるかは現時点では分からないものの、観ていて楽しみなチームと言えるだろう。
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