2022.09.18
9月4日、「FIBAユーロバスケット2022」のグループステージが開催。ドイツ代表はリトアニア代表と対戦した。
フランツ・ワグナー(オーランド・マジック)やデニス・シュルーダーを中心に攻撃を仕掛けると、試合は終盤まで接戦が続き、試合終了残り7秒に同点弾を献上。タイムアウト明けにシュルーダーがジャンプシュートを放つも決まらず、延長戦に突入した。
オーバータイムも互角の戦いが続き、終了間際にワグナーがシュートを決め切れずゲームは2度目の延長戦に。ダブルオーバータイムではシュルーダーが3ポイントシュートやフリースローで得点を積み重ねると、最後は逆転を狙った相手のシュートが外れて試合終了。109-107でドイツが大接戦を制した。
勝利したドイツはワグナーが32得点8リバウンド、シュルーダーが25得点5リバウンド8アシスト、マオド・ローが21得点の活躍でチームをけん引。シーソーゲームで見事に勝利を収め、開幕から3連勝を飾った。
試合後の会見に出席したドイツのゴーディ・ハーバードヘッドコーチは「私たちにはハイレベルのケミストリーがあり、素晴らしい選手がそろっています。以前から言っているように、目標はメダルを取ること。目の前の1試合に集中し、表彰台に上がるだけです」と、チームの状況に自信を見せた。
惜敗したリトアニアからは、34得点14リバウンドを挙げたヨナス・バランチュナス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)が登壇。「タフなゲームだった。僕たちはほとんどの時間でドイツの動きに対応したけど、最後まで遂行することができなかった。運も少しなかったと思うし、ベストなゲームプランではなかったね」と話し、悔しさをにじませた。
波に乗るドイツは次戦6日、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)率いるスロベニア代表と対戦する。
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