2022.09.19

ドイツが勝利を収めたユーロバスケット3位決定戦…両チームの選手が試合を振り返る

銅メダル獲得に喜びを爆発させたドイツ[写真]=fiba.com
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 9月19日(現地時間18日)、「FIBAユーロバスケット2022」の3位決定戦が開催され、ドイツ代表とポーランド代表が銅メダルを争った。

 第2クォーター終盤で得点を重ねたドイツは、前半を36-23と13点のリードで締めくくる。この調子を維持したかったが、第3クォーターにはポーランドの猛攻を受けペースを失ってしまう。しかし、第4クォーターではデニス・シュルーダー(ロサンゼルス・レイカーズ)が得点とアシストを量産して悪い流れを払拭。その後もドイツは手堅くゲームを進めていき、最終スコア82-69で勝利を収めた。

アウトサイドシュートを高確率で沈めたシュルーダー(右)[写真]=fiba.com

 ユーロバスケットでドイツが表彰台に上がったのは銀メダルを獲得した2005年のセルビア大会以来で、ここ数年は準決勝進出も逃していただけに、同国のファンにとっては喜ばしい結果になっただろう。

 見事3位入賞を果たしたドイツは、シュルーダーが26得点6アシストをマーク。試合終盤ではドイツの勝利を手繰り寄せる3ポイントシュートも沈め、ゲームを通してチームをけん引する働きを見せた。また、センターのヨハネス・フォウクトマンは14得点9リバウンド6アシストと多彩なプレーを披露し、『TCL Player of the Game』にも選出されている。

 ドイツのパワーフォワードを務めたヨハネス・ティーマンは「素晴らしい気分。ファンの前でメダルを獲得できて、信じられないような気持ちだ。理想的な試合運びではなかったけど、勝利できてうれしいよ」とコメント。また、先発に名を連ねたダニエル・タイス(インディアナ・ペイサーズ)は「準決勝で敗れたあとは少しがっかりしていたけど、大会の目標であったメダル獲得を達成することができた。素晴らしいことだと思う」と大会を振り返っている。

 敗れたポーランドをけん引したミハエル・ソコロフスキーは、「本当につらい結果で、銅メダルまではあと一歩だった。前半のディフェンスは良かったけど、オフェンスで流れをつかむことができなかったね。後半は接戦に持ち込むことができたけど、ドイツはオープンショットを外さなかった。彼らを祝福しなければいけない」とドイツ戦の感想を語った。

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