2022.10.01

トンプソンがジャパンゲームズを2戦とも欠場…指揮官は「まだプレーできる状態にない」

ジャパンゲームズ欠場となったトンプソン[写真]=Getty Images
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 2021-22シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、9月30日にさいたまスーパーアリーナでワシントン・ウィザーズとの「NBAジャパンゲームズ2022」の第1戦を96-87で制した。

 もっとも、この試合前の会見で、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は先発シューティングガードのクレイ・トンプソンがジャパンゲームズを2試合とも欠場すると話していた。

「彼はまだプレーできる状態にはないということ。ご存じのとおり、我々は(トレーニング)キャンプの中でも非常に早い段階にある。(コンディション面で)安全でありたいし、彼には試合へ出場する前に強化してほしいんだ」。

 ウォリアーズは9月下旬にサンフランシスコでキャンプを開始したとはいえ、まだ3日目を終えたばかり。その後11時間のフライトで日本へやってきたこともあり、トンプソンは2日の第2戦もコートでプレーすることはないという。

 今年1月。約2年半ぶりに復帰したトンプソンは、昨季ウォリアーズの主軸として優勝に貢献したとはいえ、2019年6月に左ひざの前十字靭帯(ACL)を断裂し、翌20年11月には右足のアキレス腱を断裂したことで、2シーズンを全休。1日のサタデーナイトでは3ポイントコンテストへ出場し、持ち前のスムースなフォームから正確無比なショットを繰り出していたものの、翌2日の第2戦も欠場することに。

「(トンプソンは)ケガで2年間も外れていた。今回は本当にユニークなことで、3日間半の練習をしてから試合でプレーするものなんだ。そのため、我々は慎重になっている」と指揮官が話していた。

 トンプソンが攻防両面で走り回る姿を日本で見ることができないのは残念ではあるものの、レギュラーシーズン開幕は約3週間後。今は本戦に向けて、コンディションを強化していくことにフォーカスしてほしい限りだ。

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