2022.10.21

NBAのルーキーたちがマッチアップを楽しみにしているスター選手とは?

2022年ドラフトで全体1位指名を受けたバンケロ[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 待望のNBA2022-23シーズンが開幕した。昨シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、初戦でロサンゼルス・レイカーズを完封。また、威勢のいいルーキーたちも上々の滑り出しを見せている。

 夢のトップリーグに上り詰めた若手たちは、憧れの選手たちと対峙して自分の実力を知らしめようと息を巻いているはずだ。『Bleacher Report』はデビューしたルーキーに突撃し、マッチアップを楽しみにしている選手を尋ねた。

 全14選手の回答で最も多く名前が挙がったのは、歴代最多得点記録の更新が期待されているレブロン・ジェームズ(レイカーズ)だ。デビュー戦でジェームズ以来となる20得点5リバウンド5アシスト以上をマークしたパオロ・バンケロ(オーランド・マジック)は、同じドラフト1位指名として対戦を熱望している。

 また、エバン・モブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)の兄であるアイザイア・モーブリー(キャバリアーズ)やマージョン・ボウチャンプ(ミルウォーキー・バックス)、タイタイ・ワシントンJr.(ヒューストン・ロケッツ)もキングとの対戦を楽しみにしているようだ。

現在37歳のレブロンは、開幕から2戦連続でダブルダブルを達成した[写真]=Getty Images


 レブロンに次いで名前が挙がったのは、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)。セルビア産大型ウイングのニコラ・ヨビッチ(マイアミ・ヒート)や、ディフェンスに定評のあるクリスチャン・コロコ(トロント・ラプターズ)らが名前を挙げたが、渡邊雄太にアンストッパブルと言わしめた史上最高のスコアラーを守れるのだろうか。

 一方、ドラフト5位のジェイデン・アイビー(デトロイト・ピストンズ)はMVP候補のジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)をチョイス。アイビーは一瞬にして相手を置き去りにする爆発的なスピードと類まれな身体能力から、モラントと比較されてきた。デビュー戦でも縦への推進力とペイントエリアに侵入するアグレシッブさを遺憾なく発揮し、19得点をマーク。12月5日(現地時間4日)のグリズリーズ戦では、スピードスター同士のスコアリングバトルが繰り広げられるに違いない。

アイビーは自身と比較されるモラントの名前を挙げた[写真]=Getty Images


 そのほか、ウェンデル・モアJr.(ミネソタ・ティンバーウルブス)がクリス・ポール(フェニックス・サンズ)、デイレン・テリー(シカゴ・ブルズ)がジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ベネディクト・マサリン(インディアナ・ペイサーズ)がルゲンツ・ドート(オクラホマシティ・サンダー)に挑戦状を送っている。

 文=Meiji

BASKETBALLKING VIDEO