2022.10.25

デュラントがキャリア通算得点で記録更新…イングリッシュ氏を抜き歴代20位に浮上

25日のグリズリーズ戦で37得点を挙げ、キャリア通算25622得点に到達したデュラント[写真]=Getty Images
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 10月25日(現地時間24日)、ブルックリン・ネッツはメンフィス・グリズリーズとアウェーで対戦。ケビン・デュラントカイリー・アービングがともに37得点をマークするなど奮闘し、試合終盤まで接戦を繰り広げたが、優位を奪うことはできず敗戦。124-134で黒星を喫した。

 ネッツのロスターには、かつてグリズリーズに所属した渡邊雄太も名を連ねており、第1クォーター残り3分9秒に渡邊が出場した際には現地ファンから歓声と拍手が起こるなど特別な試合となったこの一戦だが、それ以外にもメモリアルな出来事が起こっていた。

 この試合で20本中14本のフィールドゴールを決め、37得点を挙げるハイパフォーマンスを見せたデュラントは、この試合を終えた時点でのキャリア通算得点が25622得点に到達。これにより、アレックス・イングリッシュ氏(元デンバー・ナゲッツほか)が持っている通算25613得点を抜き、歴代20位に浮上した。

 現役選手では、歴代2位の37114得点を挙げているレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、歴代9位の28289得点をマークしているカーメロ・アンソニーに次いで、デュラントは3番手につけている。同選手はこの3人の中でもっとも若いため、今後も持ち前の得点能力で記録を伸ばしていくことが予想される。

 2022-23シーズンは、アービングやベン・シモンズといったスターたちとの共演に注目が集まるデュラント。今シーズンはどこまで記録を伸ばしてくれるのか期待がかかる。

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