2022.11.22
11月18日(現地時間17日)、NBAのブルックリン・ネッツでプレーする渡邊雄太が、リーグの3ポイントシュート成功率ランキングの首位に立った。
開幕からアウトサイドのシュートが絶好調な渡邊は、今シーズンここまで計36本の3ポイントを放つと、そのうち20本を決めて、成功率は驚異の55.6パーセントを記録。2位のケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(デンバー・ナゲッツ)の53.3パーセントを上回り、現在はリーグランキングで1位となっている。
現在7勝9敗と調子の上がらないネッツだが、渡邊は16試合中13試合にベンチから出場すると、持ち前のディフェンス力に加え、アウトサイドシュートやカッティング、速攻などから得点も伸ばして着実にプレータイムを獲得。セカンドユニットとしてだけでなく、主力選手らとともに試合終盤の重要な場面での起用も増えている。
左足首のねんざにより2試合を欠場した渡邊は、14日のロサンゼルス・レイカーズ戦で復帰を果たすと、いきなり11得点をマーク。さらに、続くサクラメント・キングス戦では3ポイントを5本中3本沈め、再び11得点と存在感を放った。
18日に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦では約28分間出場すると、放った7本中キャリアハイとなる5本の3ポイントをヒット。今シーズン自身最多となる20得点に加え、7リバウンド2アシストと躍動した渡邊は、接戦となった試合終盤にも長距離砲を決めるなど、わずか2点差での貴重な勝利に大きく貢献した。
チームはイースタン・カンファレンスの11位と低迷しているが、ロスターには充分な戦力がそろっており、シーズン中盤に向けてまだまだ浮上の可能性は残されている。好調を維持する渡邊が、ケビン・デュラントやカイリー・アービング、ベン・シモンズらを擁するネッツの中でどのようなシーズンを送るのか、今後も目が離せない。
■NBA 2022-23シーズン 3ポイントシュート成功率ランキング
※11月18日(現地時間17日)時点
1位:渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)55.6パーセント
2位:ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(デンバー・ナゲッツ)53.3パーセント
3位:シェイドン・シャープ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)51.4パーセント
4位:ケビン・ハーター(サクラメント・キングス)51.0パーセント
5位:ボーンズ・ハイランド(デンバー・ナゲッツ)50.0パーセント
5位:ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)50.0パーセント
5位:ディーン・ウェイド(クリーブランド・キャバリアーズ)50.0パーセント
5位:グラント・ウィリアムズ(ボストン・セルティックス)50.0パーセント
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