2022.12.16

昨季王者に打撃…ウォリアーズのステフィン・カリーが左肩の亜脱臼で数週間の離脱

ペイサーズ戦で左肩を亜脱臼したカリー(右)[写真]=Getty Images
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 12月16日(現地時間15日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはエースのステフィン・カリーが左肩の亜脱臼により数週間を欠場すると発表した。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 カリーが受傷したのは15日のインディアナ・ペイサーズ戦でのこと。第3クォーターの残り2分4秒、ジェイレン・スミスがドライブを仕掛けた際に横からスティールを狙ったが、直後に肩を抑えて苦悶の表情を浮かべた。ウォリアーズは即座にタイムアウトを請求し、トレーナーの判断もあってカリーが最終クォーターでプレーすることはなかった。

 ロッカールームに戻ったあとカリーはMRI検査を受けたようだが、その際に左肩の亜脱臼が判明。離脱するまでの29分33秒で38得点7リバウンド7アシストを叩き出すなど、圧巻のパフォーマンスを披露していたリーダーを失ったチームは、119-125で惜しくも勝利を逃してしまった。

 14日のミルウォーキー・バックス戦から6試合のロードトリップが始まったばかりのウォリアーズだが、立て続けに2ゲームを落とし、頼れるエースも戦線離脱となってしまうなど状況は芳しくないだろう。

 今シーズンは26試合に出場し、1試合平均30.0得点6.6リバウンド6.8アシストを記録するなど好調を維持していたカリー。戦力の揃わない時間が続いているウォリアーズだが、この困難にどう対処するだろうか。

 

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