2022.12.16

アルゼンチンのレジェンド、ルイス・スコラがW杯のグローバル・アンバサダーへ就任

アルゼンチン代表として長年活躍してきたスコラ[写真]=Getty Images
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 12月14日。FIBAは元アルゼンチン代表のルイス・スコラがFIBAバスケットボールワールドカップ2023(以降、W杯)のグローバル・アンバサダーへ就任したことを発表した。

 2023年8月25日から9月10日にかけて行われるW杯は、32カ国が出場し、フィリピン、インドネシア、日本(沖縄)の3カ国でグループステージを繰り広げ、フィリピンの首都マニラで決勝トーナメントが開催予定となっている。

 今回グローバル・アンバサダーへ就任したスコラは、通算5度の出場で歴代2位の716得点をマークし、歴代1位タイとなる41試合に出場してきたレジェンドビッグマン。

 そのうち、2002年(アメリカ)と2019年(中国)で準優勝、2006年(日本)で4位、2010年(トルコ)で5位、2014年(スペイン)で11位となったほか、オリンピックにも5度出場。そのうち2004年のアテネオリンピックで金メダル、2008年の北京オリンピックでは銅メダルを手にしてきた。

 スコラはリリースのなかでこう語っていた。

「今回、FIBAバスケットボールワールドカップ2023のグローバル・アンバサダーに就任することを大変光栄に思います。国の代表として、どの大会でも勝利を目指してプレーしていましたが、最も大事なことは常にベストを尽くし、良いロールモデルとなり、国のためにプレーするということでした。

 これまでの経験から、チームが期待されている以上の力を発揮するために必要なのは、忍耐、一体感、そして共通のビジョンを持つということだと思っています。来年のフィリピン、インドネシア、日本で行われるワールドカップでも、すべての選手やチームが、この忍耐、一体感、共通のビジョンをもってプレーをし、2023年大会が人々の記憶に残る大会のうちの一つになることを楽しみにしています」

 大会期間中、スコラがいつどの会場に現れるかは現時点で明らかになっていないものの、アルゼンチンのレジェンドの動向にも注目していきたい。

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