2022.12.30

11月末から欠場が続くペリカンズのイングラム「いい状態だと感じる日もあるけど…」

1カ月以上も離脱が続いているイングラム[写真]=Getty Images
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 12月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズはミネソタ・ティンバーウルブズに119-118で競り勝ち、4連勝を飾った。

 この試合、ペリカンズではザイオン・ウィリアムソンがキャリアハイの43得点に5アシストと大爆発。さらにトレイ・マーフィー三世が21得点4アシスト、CJ・マッカラムが20得点6アシスト2スティール、ヨナス・バランチュナスが12得点11リバウンド、ナジ・マーシャルが12得点7リバウンドと、スターター全員が2ケタ得点をマーク。

 この試合を終えて、ペリカンズは22勝12敗でウェスタン・カンファレンス首位。2位のデンバー・ナゲッツとはゲーム差なしながら、10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(18勝18敗)まで10チームが5.0ゲーム差という大混戦のなかで上々の戦績を残している。

 とはいえ、ペリカンズは平均20.8得点5.1リバウンド4.7アシストを誇る得点源ブランドン・イングラムを15試合連続で欠いており、ベストメンバーで戦うことができていない。

 25歳の元オールスターフォワードは、左足親指の打撲のため11月下旬から欠場が続いている。30日になり、地元メディア『NOLA.com』のクリスチャン・クラーク記者はイングラムが復帰までどれほど近づいているかについてこう話していたと報じている。

「なんとも言えないね。本当にいい状態だと感じる日もあるけど、回復状況は悪い。けど回復状況が良い日もある。100パーセントだと感じれば必ずやってみるよ。でも今の段階ではなんとも言えないんだ」

 ペリカンズはザイオンとマッカラムを中心に4連敗から4連勝と挽回しており、ウェスト首位争いを演じている。ただ、チームきってのオールラウンダーが戦列復帰できれば、さらなる追い風となる可能性を秘めているだけに、イングラムの動向にも注目していきたい。

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