ヒートがバックス相手に2勝1敗とリードも、ビクター・オラディポが左ヒザ負傷で離脱

バックスとのシリーズ第3戦でオラディポが負傷[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　4月24日（現地時間23日、日付は以下同）。マイアミ・ヒートは、ビクター・オラディポが左ヒザの膝蓋腱断裂のため、プレーオフ残り試合を全休すると発表した。

　イースタン・カンファレンス第8シードのヒートは、「NBAプレーオフ2023」のファーストラウンドで第1シードのミルウォーキー・バックス相手に2勝1敗と勝ち越しに成功。

　23日にホームで行われたシリーズ第3戦では、ジミー・バトラーがゲームハイの30得点に5リバウンド4アシスト2スティール、5本の長距離砲を沈めたダンカン・ロビンソンが20得点、カイル・ラウリーが15得点、バム・アデバヨが12得点11リバウンド5アシスト2スティール、ケイレブ・マーティンが12得点11リバウンド2スティール、マックス・ストゥルースが12得点をマークし、121－99で勝利を飾った。

　だがその試合の第4クォーター残り約4分に、オラディポはドライブからショットを放った際に左ヒザを負傷。19分6秒のプレータイムで8得点2リバウンド1アシスト2スティール1ブロックを残していたものの、コートを去ることに。

「素晴らしい勝利だった。だが選手がああやって身をかがめるのを見ると、それが特にここ3年間で数多くのことを経験してきたビクのような選手だと…私には今どうすべきなのか分からない。焦って何かをしたくはない。ただ、間違いなく見ていていいものではない」

　エリック・スポールストラHC（ヘッドコーチ）が試合後にそう話したように、オラディポはここ数年間、ヒザのケガに悩まされてきた。ヒートはすでにタイラー・ヒーローが右手骨折のため離脱しているだけに、またもやローテーション入りしている選手を失った。

　ヒートはバトラーやアデバヨの踏ん張りで、バックス相手に2勝1敗でシリーズをリードしているものの、ヒーローとオラディポの離脱で戦力ダウンに陥るのは確実。第4戦は25日にヒートのホームで開催されることとなる。