2023.08.12
4月26日(現地時間25日、日付は以下同)。NBAは2022-23レギュラーシーズンの最優秀新人賞(Rookie of the Year/ROY)に、オーランド・マジックのパオロ・バンケロが選ばれたことを発表した。
100名のスポーツライターと放送関係者たちによる投票で、1位票が5ポイント、2位票が3ポイント、3位票は1ポイントが換算され、バンケロは1位票98で計494ポイントを獲得。最終候補に名を連ねたオクラホマシティ・サンダーのジェイレン・ウィリアムズが計241ポイントで2位、ユタ・ジャズのウォーカー・ケスラーが1位票2を含む計114ポイントで3位に入った。
1位票を獲得したのはバンケロとケスラーのみ。そのほかに投票されたのは、インディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリン(計27ポイント)、サクラメント・キングスのキーガン・マレー(計21ポイント)、デトロイト・ピストンズのジェイデン・アイビー(3ポイント)のみと、今シーズンはバンケロが2位以下に大差をつける結果に。
昨年のドラフトでマジックから1巡目全体1位指名されたデューク大出身のフォワード(208センチ113キロ)は、先発として72試合に出場して平均33.8分20.0得点6.9リバウンド3.7アシストをマークし、月間最優秀新人賞にも4度(12、1、2、3-4月)選ばれていた。
今シーズンのルーキー全体のランキングで、得点が1位、アシストが3位、リバウンドで5位というオールラウンドな成績を残し、マジックのルーキーとしては1992-93シーズンのシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、2000-01シーズンのマイク・ミラー(元メンフィス・グリズリーズほか)以来、フランチャイズ史上3人目の新人王となった。
得点・リバウンド・プレーメーキングの3拍子そろったバンケロは、ルーキーシーズンに平均20.0得点6.0リバウンド3.0アシスト以上をクリアしたNBA史上12人目の選手となり、昨シーズンにイースタン・カンファレンス15位の22勝60敗に終わっていたマジックをイースト13位の34勝48敗へ引き上げ、12勝の上積みに大きく貢献。
この日、最優秀新人賞の発表を終えたことで、今シーズンの主要アウォーズで未発表なのはMVP(最優秀選手賞)のみ。今後はそのMVPの受賞者に加え、オールルーキーチーム、オールディフェンシブチーム、オールNBAチームに選ばれた選手たちが発表されることとなる。
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