2023.04.29

レブロンが得点・アシスト量産でシリーズに決着…八村はスピンムーブで存在感発揮

22得点5リバウンド6アシスをマークし、シリーズ突破を決めたレイカーズのレブロン・ジェームズ[写真]=Getty Images
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 4月29日(現地時間28日)に「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス1回戦が行われ、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズはホームでメンフィス・グリズリーズとの第6戦に臨んだ。

 シリーズ突破のかかった第5戦では、グリズリーズに17点差をつけられ敗北したレイカーズ。第6戦には、ディアンジェロ・ラッセルジャレッド・バンダービルトアンソニー・デイビスレブロン・ジェームズオースティン・リーブスが先発出場した。

 試合開始直後から攻撃をたたみかけるレイカーズは、デイビスがジャ・モラントのショットを豪快にブロックすると、速攻を展開しレブロンが得点。八村は、第1クォーター残り5分12秒のタイミングでコートに登場。スピンムーブから片手でダンクを叩き込み会場を沸かせ、勢いに乗るレイカーズが31−20と10点リードで最初の12分間を終えた。

 第2クォーター、開始から登場した八村は4得点2リバウンドを挙げ、残り3分44秒でベンチへ下がった。一方、八村と交代したレブロンは、前半終了間際にデニス・シュルーダーのアシストからダンクショットを沈めこの試合でも大暴れ。59−42と点差を17点に拡大し勝負は後半戦へ。

第1クォーター、スピンムーブからの得点で会場を沸かせた八村(写真は現地4月26日グリズリーズ戦のもの)[写真]=Getty Images

 後半も、開始数秒でラッセルがレブロンのアシストから2連続3ポイントシュートに成功、続いてバンダービルトも3ポイントシュートを決めてグリズリーズを突き放したレイカーズ。終盤にはファウルがかさんでグリズリーズにフリースローを献上する場面があったものの、得点を停滞させることなく100−67で最終クォーターへ。

 迎えた第4クォーター、再びコートに戻ってきた八村は、3ポイントシュートを放ったが惜しくも得点とはならず。マリーク・ビーズリー、ロニー・ウォーカー4世を中心に得点を重ね、グリズリーズにダメ押しをしたレイカーズは125−85で勝利。シリーズを4勝2敗で見事突破した。

 勝利したレイカーズは、ラッセルが31得点でチームハイ、レブロンが22得点5リバウンド6アシスト、デイビスが16得点14リバウンドのダブルダブルを記録した。八村は、約22分のプレータイムで6得点4リバウンド1スティール1ブロックをマーク。好プレーも飛び出し、存在感を見せつけシリーズ突破に貢献した。

 一方敗戦を喫したグリズリーズは、サンティ・アルダマが16得点5リバウンド、デズモンド・ベインが15得点5リバウンド2アシストをマークするも、プレーオフ敗退となった。

■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 85-125 ロサンゼルス・レイカーズ
MEM|20|22|25|18|=85
LAL|31|28|41|25|=125

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