2023.05.16

負ければ終わりのシリーズ最終戦で51得点を叩き出したテイタム…第7戦での歴代最多得点に

カリーの記録をわずか2週間で塗り替えたテイタム[写真]=Getty Images
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 5月15日(現地時間14日)にTDガーデンで「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス・セミファイナルが開催され、ボストン・セルティックスがフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。第7戦までもつれたこのシリーズ、最終戦でセルティックスのジェイソン・テイタムが驚異的な活躍を見せる。

 第6戦では最終クォーターで復調し、敵地での勝利に貢献したテイタム。第7戦では試合開始から好調なスコアリングを見せ、前半だけで25得点を奪う。後半でも3ポイントシュートを怒涛の勢いで沈めると、第4クォーター残り約7分半の長距離砲で51得点に到達。『ESPN』によると、この数字はプレーオフの第7戦で歴代最多得点になるという。

 テイタムがトップに輝いた一方で、2週間前の5月1日にはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がサクラメント・キングスとの第7戦で50得点をマーク。GAME7で初めて50得点に到達した選手となったが、テイタムへ1番を譲る形となった。

 28本中17本(60.7パーセント)のフィールドゴールを成功するなど、プレーオフ敗退がかかった試合で圧巻のパフォーマンスを見せたテイタム。18日から始まるマイアミ・ヒートとのカンファレンス・ファイナルでも、シクサーズとの第7戦に匹敵するような活躍を残してもらいたい。

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