2023.05.19

八村塁、今プレーオフで4度目の20得点以上…レイカーズは敵地でナゲッツに2連敗

前半はすべてのシュートを決めて17得点をマークした八村 [写真]=Getty Images
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 5月19日(現地時間18日)にボール・アリーナで「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス・ファイナルが行われ、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズデンバー・ナゲッツとの第2戦に臨んだ。

 レイカーズは第1戦から先発を変更し、デニス・シュルーダーに代えてジャレッド・バンダービルトを起用。ディアンジェロ・ラッセルオースティン・リーブスレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスとともにスターティングファイブに名を連ねた。

 試合開始からバンダービルト、リーブス、ラッセルの連続得点で6-0のランに成功したものの、その後は点の入れ合い。ベンチから出場した八村が第1クォーターだけで4得点を挙げ、レイカーズは27-27の同点で最初の12分間を終えた。

 八村は第2クォーター序盤から躍動。2試合連続の3ポイントシュートを沈めると、ベンチに下がる第2クォーター開始4分14秒まで6本すべてのフィールドゴールを決めて13得点をマークした。中盤以降も2本のフリースローを確実に沈めれば、レブロンのアシストから豪快なアリウープダンク。第1戦の後半に引き続き、ニコラ・ヨキッチへのディフェンスでも貢献した。

 53-48と5点のリードを奪った前半を終えて、八村が13分44秒の出場でシュートをすべて沈めて17得点。レブロンが10得点、リーブスが9得点、デイビスが7得点で続いた。

22得点9リバウンド10アシストを記録したレブロン・ジェームズ [写真]=Getty Images

 第3クォーターは開始5分10秒にレブロンの得点でリードを11点まで広げたが、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ブルース・ブラウン、ジャマール・マレーに連続得点を献上。同点に追いつかれたあと、レブロンとデイビスのフリースロー、シュルーダーのジャンプショットでリードを奪い返した。

 第4クォーターは2点リードで迎えた開始2分39秒からジャマール・マレー、ブラウンに3連続で3ポイントを決められて83-90。その後も相手の長距離砲を止められず、試合終了残り5分32秒の時点で84-96と一気に点差を離された。

 直後にリーブスが3ポイントを決め返すと、レブロンとデイビスの連続得点で94-99。同1分7秒にリーブスの3ポイントで99-101と2点差で迫ったものの、ナゲッツに逃げきられ、103-108でシリーズ2連敗を喫した。

 八村が今シーズンのプレーオフでは4度目の20得点以上となる21得点に1アシスト2リバウンド1スティールを挙げ、ディフェンスでも活躍。レブロンが22得点9リバウンド10アシスト4スティール2ブロック、リーブスが22得点5アシスト、デイビスが18得点14リバウンド4ブロックをマークした。

 なお、第3戦は舞台をクリプトドットコム・アリーナに移し、21日(同20日)に行われる。

■試合結果
デンバー・ナゲッツ 108-103 ロサンゼルス・レイカーズ
DEN|27|21|28|32|=108
LAL|27|26|26|24|=103

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