2023.05.28

バックス在籍3年目を終えたドリュー・ホリデー「僕は本当に、どこにも行く気はない」

バックスで主軸の一角を務めるホリデー[写真]=Getty Images
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 5月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスドリュー・ホリデーが出演した『AMP』の“Sideline Stroll with Ros”が公開された。

 キャリア14年目となった今シーズン。ホリデーは67試合の出場で平均19.3得点5.1リバウンド7.4アシスト1.2スティールをマークし、バックスがリーグベストの58勝24敗を残すうえで大きく貢献。

 32歳のベテランガードは、10年ぶり通算2度目のオールスターに選ばれたほか、通算3度目のオールディフェンシブファーストチーム入り、2シーズン連続通算3度目のトワイマン・ストークス・チームメート・オブ・ザ・イヤー(チームメート賞)にも選ばれた。

 また、今年3月30日のインディアナ・ペイサーズ戦ではキャリアハイの51得点を奪っており、自己最高級のシーズンを送ったと言えるだろう。

 優勝候補筆頭として迎えた「NBAプレーオフ2023」では、第8シードのマイアミ・ヒートに1勝4敗で敗れてしまい、ファーストラウンド敗退に終わったものの、バックスでヤニス・アデトクンボらとともに主軸を務め上げた。

 そのホリデーは来シーズン終了後、2024-25シーズンの契約がプレーヤーオプションのため、これを破棄すれば制限なしフリーエージェント(FA)になることが可能。

 ただ、在籍3シーズン目を終えたホリデーは、バックスでNBAキャリアを終えることを望んでいると話していた。

「そう、それがプランなんだ。僕はここが大好きだし、チームメートたち、この組織のことも大好きでね。なかにはミルウォーキーのことを退屈な街だと思っている人がいるのは知っているよ。けど僕はこの街が大好きなんだ。僕の家族も気に入っているし、ミルウォーキーも僕のことをすごく大切にしてくれている。だから僕は本当に、どこにも行く気はないね」

 攻防両面に秀でたガードとして高い評価を得ているホリデーは、来シーズンもバックスで主軸の一角を務めることが確実視されているベテラン。このチームは今夏にブルック・ロペスジョー・イングルズジェイ・クラウダーが制限なしFA、クリス・ミドルトンが来シーズンの契約(プレーヤーオプション)を破棄して制限なしFAとなる可能性があるものの、ホリデーがトレードに巻き込まれて移籍することはさすがにないだろう。

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