レイカーズのアンソニー・デイビスが3年の延長契約に合意…平均年俸はNBA史上最高額

マックス額で延長契約に合意と報じられたデイビス[写真]=Getty Images

　8月5日（現地時間4日）。アンソニー・デイビスが、ロサンゼルス・レイカーズと3年1億8600万ドル（約262億2600万円）というマックス額の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。

　これはデイビスの代理人を務める『Klutch Sports』のCEOリッチ・ポールが同メディアへ伝えたもので、この3年間における平均6200万ドル（約87億4200万円）という年俸は、NBA史上最高額だという。

　デイビスの現行契約は2024－25シーズン（プレーヤーオプション）までで、2シーズンで約8400万ドル（約118億4400万円）となっているため、今回の延長契約で、デイビスは2027－28シーズンまでレイカーズの契約下へ入ることとなった。

　30歳のデイビスは、208センチ115キロのパワーフォワード兼センター。これまでにオールNBAファーストチームに4度、オールディフェンシブファーストチームとセカンドチームにそれぞれ2度選ばれた実績を持つ攻防兼備のビッグマン。

　キャリア11年目となった昨シーズンは、56試合の出場で平均34.0分25.9得点12.5リバウンド2.6アシスト1.1スティール2.0ブロックにフィールドゴール成功率56.3パーセントをマーク。

　2年ぶりの出場となった「NBAプレーオフ2023」では、16試合に出場して平均38.0分22.6得点14.1リバウンド2.6アシスト1.4スティール3.1ブロックにフィールドゴール成功率52.0パーセントをたたき出し、レイカーズのカンファレンス・ファイナル進出に大きく貢献した。

　2020年以来、球団史上18度目のリーグ制覇を目指すレイカーズは、今夏のFA（フリーエージェント）戦線でオースティン・リーブス、八村塁、ディアンジェロ・ラッセルの引き留めに成功したほか、ゲイブ・ビンセント、トーリアン・プリンス、キャメロン・レディッシュ、ジャクソン・ヘイズを獲得し、戦力増強に成功。

　デイビスはレブロン・ジェームズとともにこのチームのけん引役を務める最重要選手。レイカーズ在籍5年目を迎える今シーズンも、攻防両面でチームを引っ張っていくことが求められている。