2023.12.19

ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがカウンセリング開始も、今後3週間は欠場へ

無期限の出場停止処分中のグリーン[写真]=Getty Images
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 12月18日。ゴールデンステイト・ウォリアーズドレイモンド・グリーンが、カウンセリングのプロセスを始動させたと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 グリーンは13日(現地時間12日、日付は以下同)のフェニックス・サンズ戦で腕を振り回した際、ラリアットのような形でユスフ・ヌルキッチの顔面をたたいたことで翌14日にNBAから無期限の出場停止処分を科されていた。

 ウォリアーズは14日にチームミーティングを開催。そこでは本音かつ感情的な会話も交わされ、グリーンとマイク・ダンリービーJr.GM(ゼネラルマネージャー)、グリーンの代理人を務めるリッチ・ポールが15日に会い、グリーンが前進するためのカウンセリングと支援の道について議論を始める予定だと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じていた。

 19日を終えた時点で、ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス11位の12勝14敗。プレーイン・トーナメント出場圏外にいるチームは、グリーン離脱後にジョナサン・クミンガと新人ブランディン・ポジェムスキーを先発起用。アンドリュー・ウィギンズをベンチスタートへ変更して2勝1敗としている。

 今シーズン2度目の出場停止処分となったグリーンは、チーム在籍12年目のベテラン。今シーズンも平均25.1分9.7得点5.5リバウンド5.8アシストを残しているものの、シャラニア記者によると、最低でも今後3週間は試合へ出場することはない見込みと報じているため、ウォリアーズはこのまま戦い続けていくことになりそうだ。

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