2024.01.22

NBA史上3人目の快挙を達成したエンビードが首位に君臨/最新版MVP候補ランキング

驚異的なスコアリングショーを見せているエンビード[写真]=Getty Images
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 1月20日(現地時間19日、日付は以下同)。2023-24レギュラーシーズンのMVP候補ランキングの最新版が『NBA.com』へ公開された。今回発表されたトップ5は下記のとおり。
※以降チーム名は略称、カッコ内の順位は前週のもの、スタッツや戦績は日本時間1月22日終了時点

■『NBA.com』による最新版MVP候補ランキングTOP5

1位.ジョエル・エンビード(シクサーズ/1位)
2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/2位)
3位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー/3位)
4位.ヤニス・アデトクンボ(バックス/5位)
5位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/4位)

 エンビード、ヨキッチ、ギルジャス・アレクサンダーの上位3選手は変動なしも、4位にはアデトクンボが浮上し、ドンチッチが5位へ順位を落とした。

 昨シーズンのMVPエンビードは、22日を終えた時点で2位のドンチッチ(平均33.6得点)を上回り、リーグトップの平均35.0得点に11.4リバウンド5.9アシスト1.2スティール1.9ブロック、フィールドゴール成功率53.6パーセント、フリースロー成功率88.6パーセントというハイアベレージをキープ。

 昨年11月18日のホークス戦で32得点を記録してからというもの、エンビードはケガなどで計10試合を欠場したとはいえ、今月21日のホーネッツ戦まで、出場した試合で30得点以上を奪い続けており、その連続試合数が20に到達。

 『NBA History』によると、レギュラーシーズンで20試合以上も連続して30得点超えを果たしたのはNBA史上わずか6度目のケースであり、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか/4度)、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ/1度)に次いでエンビードがわずか3人目だという。

 今シーズンから、アウォードへ選出されるためには65試合以上の出場が必須のため、現時点で10試合を欠場しているエンビードが2シーズン連続のMVPとなるための最大のハードルは、出場試合数なのかもしれない。それほど、今のエンビードはコートに立てばアンストッパブルな選手として猛威を振るっていると言えるだろう。

 なお、6位から10位は順にジェイソン・テイタム(セルティックス/6位)、ドマンタス・サボニス(キングス/7位)、アンソニー・デイビス(レイカーズ/8位)、タイリース・ハリバートン(ペイサーズ/9位)、カワイ・レナード(クリッパーズ/10位)が入っている。

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