2024.05.28
ウェスタン・カンファレンス第3シードのミネソタ・ティンバーウルブズと、第6シードのフェニックス・サンズによる「NBAプレーオフ2024」ファーストラウンドは、会場をターゲット・センターからサンズの本拠地フットプリント・センターへ移して4月27日(現地時間26日、日付は以下同)に第3戦が行われた。
2連敗スタートとなったサンズは、第1クォーターにケビン・デュラントが9得点4リバウンド、ベンチスタートのエリック・ゴードンが10得点と爆発も、ウルブズは一度もリードを許さず126-109で勝ち切り、3連勝でシリーズ突破に王手をかけた。
この試合ではアンソニー・エドワーズが第4クォーターだけで18得点を奪うなどゲームハイの36得点に9リバウンド5アシスト2スティールと大活躍。さらにルディ・ゴベアが19得点14リバウンド、カール・アンソニー・タウンズが18得点13リバウンド、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーが16得点5アシスト、マイク・コンリーが15得点7アシスト、ナズ・リードが13得点をマーク。
プレーオフの試合で6選手が2ケタ得点を挙げるのはフランチャイズ史上最多タイ。しかもウルブズがプレーオフの4戦先勝シリーズで3勝0敗としたのは通算13度目の出場で球団史上初と、ここまで好調を持続している。
特にエドワーズは両チーム最多のシリーズ平均28.0得点に7.7リバウンド6.3アシスト2.3スティールと大暴れ。「目の前にあるすべてを圧倒してやりたい。それが重要なんだ」と語った22歳の若手は、プレーオフ通算14試合で7度目の30得点超え。
これはウルブズのレジェンド、ケビン・ガーネットと並んですでに球団史上最多タイ。エドワーズはガーネットよりも33試合少ないなかで大量得点を奪っていると言っていい。
29日の第4戦で、ウルブズが4戦全勝のスウィープでカンファレンス・セミファイナル進出を決めるのか。それともサンズがホームで1勝をもぎ取り、シリーズを第5戦へと引き延ばすのか。両チームの攻防に注目だ。
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