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レイカーズと契約寸前まで進むも…コネチカット大のハーリーHCがオファー辞退の内幕を語る

レイカーズからのHCオファーを辞退したハーリーHC[写真]=Getty Images
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 今オフに元NBA選手のJJ・レディックを新たなヘッドコーチ(HC)に迎え、今シーズンの開幕に向けて準備を進めているロサンゼルス・レイカーズ日本代表の八村塁も在籍3年目となり、今シーズンもウェスタン・カンファレンスの名門には注目が集まりそうだ。

 ダービン・ハム元HCの解任後、レディックを含めて様々な人物に指揮官を打診していたレイカーズ。その候補の1人、コネチカット大学のダン・ハーリーHCは6年総額7000万ドル(当時:約109億9000万円)のオファーを断り、同大に戻る決断を下したと報じられていた。

 先日、スポーツジャーナリストのグラハム・ベンシンガー氏がハーリーへのインタビューを行い、その様子を自身のYouTubeチャンネルで公開している。動画内でレイカーズのオファーを断った理由について聞かれたハーリーHCは、「NBAのコーチではできないことがある」と持論を展開した。

「大学は、若い学生たちの人生に本当に大きな影響を与えられる最後の地点だと思う。私はその変革の一部になることが大好きなんだ。その人が今後どうなっていくのか。それは私にとっては、大学のコーチをする上でお気に入りの仕事だよ」

 また、今後NBAでコーチ職を担う可能性について尋ねられたハーリーHCは「それは分からない。レイカーズの仕事を受けないのなら、一体どんな仕事を受けるつもりなんだ?」と返答。現時点ではNCAAでの指導に関心があり、レイカーズ以外でのコーチングにも視線は向けていないようだ。

 ハーリーは2018年からコネチカット大学の指揮官に就任し、2023年にはチームにとって9年ぶりのNCAAトーナメント優勝を達成。今年もステフォン・キャッスル(サンアントニオ・スパーズ)らと全米1位に輝き、今シーズンはNCAA3連覇の偉業に挑む。

 レイカーズと契約合意寸前まで進んだものの、ハーリーにとっては大学でのコーチがより魅力的に感じたのかもしれない。今後もNBAからオファーが届くことも予想されるなか、ハーリーの去就には注目が集まるだろう。

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