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「エージェントに700万ドル盗まれた」WNBAチーム所有を夢見たハワードの苦い思い出

現在は台湾リーグでプレーしているハワード[写真]=Getty Images
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 2022-23シーズンからNBAを離れ、桃園レオパーズで海外リーグデビューを飾った元オールスターのドワイト・ハワード。今年6月には台湾マスタングスとの契約も報じられ、ロサンゼルス・レイカーズで共闘していたデマーカス・カズンズ、クイン・クックも同球団に合流している。

 先日、自身が主宰するポッドキャスト『Above The Rim with DH 12』に元NBA選手のジョー・スミス(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)を迎え、リーグでの話に花を咲かせた両名。そのなかで、ハワードは「地元のWNBAチームを所有する」という目標が思わぬ形で妨害されてしまったと語り始めた。

「700万ドル(約9億9000万円)盗まれたんだ。エージェントにやられたんだよ。彼をすぐにでも見つけてぶちのめしてやりたい気分だった。僕はアトランタ・ドリームを購入しようと思ってたのに」

 ハワードはジョージア州・アトランタの出身であり、ドリームは彼にとって馴染み深い球団の1つ。2人の娘を持つハワードは「そのうち娘たちもバスケットボールをやるたがるかもと思ってね。ドリームでプレーできるように準備してあげたかった」と、経緯を説明している。

 ドリームの所有権獲得に向け、NBAでプレーしていたころから準備を進めていたというハワード。球団のゼネラルマネージャーやオーナーともコミュニケーションを取っていたようだが、プロジェクトをともに進めていたグループに資金を渡したところ、連絡が途絶えてしまったようだ。

 その後、ハワードは他の人物がドリームを購入したとニュースで知ることに。「エージェントや弁護士、すべての人たちが陰謀をめぐらして嘘をつき、他人から奪うという動機を持っている」と語り、この一件から人を信じることが難しくなってしまったと明かした。

 ドリーム所有の夢は潰えてしまったものの、台湾のプロリーグや台湾マスタングスのパートオーナーになるなど、起業家精神を持ち続けているハワード。いつかドリームを購入できる2度目のチャンスが訪れれば、今度こそ目標を達成してもらいたいところだ。

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