2025.03.11

リーグ最高級のビッグマンとして活躍したドワイト・ハワードがマジックで殿堂入り

マジック時代にリーグ屈指のセンターとして君臨したハワード[写真]=Getty Images
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 3月8日(現地時間7日、日付は以下同)。オーランド・マジックは、今月25日にホームのキア・センターで開催されるロサンゼルス・レイカーズ戦で、ドワイト・ハワードがフランチャイズの殿堂入りを飾ると発表した。

 ハワードは、2004年のドラフトでマジックから全体1位指名された208センチ120キロのセンター。2004-05から2011-12までの8シーズン在籍し、レギュラーシーズン通算621試合で平均18.4得点13.0リバウンド1.5アシスト1.0スティール2.2ブロックにフィールドゴール成功率57.7パーセントをマーク。

 リバウンド王に4度、ブロック王に2度輝いたほか、最優秀守備選手賞(DPOY)にはNBA史上唯一となる3シーズン連続受賞を飾り、リーグ最高級のビッグマンとなってオールスター、オールNBAチーム、オールディフェンシブチームの常連となった。

 今シーズンで球団創設36周年目のマジックで、ハワードはレギュラーシーズン通算1万1435得点、出場2万2471分、8072リバウンド、1344ブロックで球団最多記録を保持しているほか、出場621試合とフィールドゴール成功4034本で球団史上3位、626スティールで同4位に入っている。

 また、プレーオフには5度出場し、通算57試合の出場で平均19.9得点14.4リバウンド1.4アシスト2.8ブロックにフィールドゴール成功率60.0パーセントをマークし、2009年には1995年以来初となるNBAファイナル進出の立役者となった。

 ハワードはシャキール・オニール(元レイカーズほか)、ニコラ・ブーチェビッチ(現シカゴ・ブルズ)とともに、球団を代表するビッグマンの1人なのは間違いない。

 なお、マジックという球団で殿堂入りを飾るのはハワードが13人目。2014年4月に初の殿堂入りとなった共同創設者パット・ウィリアムズ、レジェンドのニック・アンダーソンを筆頭に、これまでシャック(2015年)や元オーナーのリッチ・デボス(2016年)、アンファニー“ペニー”ハーダウェイ(2017年)、共同創設者のジミー・ヒューイット(2017年)、トレイシー・マグレディ(2018年)、キャスターのデイビッド・スティール(2019年)、ダレル・アームストロング(2020年)、エグゼクティブ・アドバイザーのジョン・ゲイブリエル(2022年)、コーチのブライアン・ヒル(2022年)、デニス・スコット(2023年)が殿堂入りしている。

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