2025.03.12

カリーが母校のアシスタントGMへ就任「デイビッドソン大における経験は最高級のもの」

現役NBA選手として異例の動きを見せたカリー[写真]=Getty Images
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 3月11日(現地時間10日)。ゴールデンステイト・ウォリアーズステフィン・カリーが、母校デイビッドソン大学バスケットボールチームのアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)に就任した。

 現役NBA選手が、NCAAチームで事務職を引き受けることは初。カリーは2006-07から2008-09までの3シーズンを同大でプレーし、2008年のNCAAトーナメントではエリート8(準々決勝)へ導いた。

 在籍3シーズンで通算2635得点、3ポイントシュート試投1004本と成功414本、成功率41.2パーセントでいずれもデイビッドソン大学の歴代最高記録を保持しており、同大の殿堂入りも飾っている。

 今月14日(現地時間)に37歳を迎えるカリーは、声明でこう話している。

「デイビッドソンにおける経験は最高級のものでした。僕が2006年にデイビッドソンに来てから現在までの道のりは、最高のレベルでバスケットボールをする機会を得て、素晴らしい教育を受け、デイビッドソンの卒業生たちを通じた素晴らしいネットワークを持ち、デイビッドソンの旗を振り続けていることが示しているでしょう。僕は才能があり、高水準な学生アスリートたちへ同じ経験をして欲しいと思っています」

 デイビッドソン大を経てNBA入りし、史上最高の3ポイントシューターへと進化を遂げたカリーが、現役NBA選手ながら始動させた新たなチャレンジでどんな動きを見せていくのか。今後の動向に注目していきたい。

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