2026.06.05
ゴールデンステイト・ウォリアーズのフロントオフィスが、ロサンゼルス・レイカーズからフリーエージェントとなったレブロン・ジェームズの獲得に向けて動くなか、エースのステフィン・カリーが、長年のライバルとのキャリア終盤における共闘について本音を語った。現地メディア『ESPN』が伝えている。
ネバダ州で開催されたセレブリティゴルフ大会に出場したカリーは、メディアの取材に応じ、ウォリアーズによるレブロン獲得の動きについてジョークを交えつつ率直な思いを明かした。

ゴルフ大会でカリーがメディア対応 [写真]=Getty Images
かつては想像すらできなかったスーパースター同士の共闘について、カリーは「おそらく2、3年前までは、ただのパイプドリーム(絵空事)のような問いにすぎなかった」と振り返る。しかし、レブロンがNBAでの24シーズン目、カリーが18シーズン目を迎えるいま、その見方は変わりつつあるようだ。
カリーは「それが魅力の一部だ。彼が24シーズン目に入り、僕が18シーズン目に入るなかで、これまで繰り広げてきた数々の戦いを思えば、スポーツ界の歴史において極めてユニークなストーリーになるだろう」と、共闘がもたらす歴史的な価値について語った。ただ、現時点でそれに言及するのは「少し時期尚早だね」とも付け加えている。
現地メディアによると、カリーとレブロンはここ1週間のうちにテキストメッセージを中心に連絡を取り合っているという。具体的なやり取りについて問われたカリーは「僕のプライベートに踏み込まないでくれ」とジョーク交じりに返し、記者たちの笑いを誘った。なお、カリーの長年のチームメートであるドレイモンド・グリーンは、現在プエルトリコでレブロンとともに休暇を過ごしており、ゴルフコースで一緒にいる姿も目撃されている。
ウォリアーズはレブロン獲得に向けて動いているが、関係者はそれほど高い楽観視はしていない。かつてレブロンが黄金期を築いたクリーブランド・キャバリアーズなど、強力な競合チームが立ちはだかっているからだ。
それでも、ウォリアーズには大きなアドバンテージがある。レブロンがカリーやグリーンに対して抱いている深い敬意と友情、そして2024年のパリオリンピックでともに戦ったスティーブ・カーヘッドコーチを含めた、ベテランに優しいリラックスした環境だ。
カリーは、自身がレブロンに対して試みるアプローチについて、その「口説き文句」を明かしている。 「そのピッチ(説得)はシンプルだよ。『良いバスケットボールをプレーしたいか? そして、プレーの仕方を熟知している人たちと一緒にいたいか?』ということだ。そうすることで、今シーズンのチームの最低限のレベルと競争力を引き上げたい。それに、サンフランシスコ・ベイエリアには良いゴルフ場もある。僕らはそれをすでに体現してきた組織だし、彼もそれをよく理解している。あとは、彼が自分自身をどこにフィットさせるかという問題であり、最終的には彼次第だ」
獲得の確率について問われると、カリーは「パーセンテージはわからない」としつつも、「彼がどこかの球団に電話をかけて『そこでプレーしたい』と言えば、どんな山でも動かしてそれを実現させるものさ」と、レブロンの影響力に敬意を表した。
もしレブロンの獲得が実現しなかった場合、ウォリアーズは昨シーズンの37勝45敗という成績から、メンバーを維持して再起を図ることになる。チームは今オフ、すでにクリスタプス・ポルジンギスやアル・ホーフォード、ディアンソニー・メルトンらと契約し、さらにグリーンとも再契約を結ぶ見込みだ。
カリーは現状について「KP(ポルジンギス)やメルトンが戻ってくるのは素晴らしいことだ」と語る一方で、ケガを抱えるジミー・バトラーやモーゼス・ムーディーの離脱を懸念し、「彼らが戻ってくるまで、なんとか持ちこたえなければならない。彼らがそろったときに、僕たちがどんなチームになれるかはおおむねわかっているからね」と語り、既存戦力への信頼も示した。
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