2026.05.28
世界的経済誌『Forbes』が、2026年版の世界スポーツ長者番付を発表。NBAからは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ)の3選手がトップ10入りを果たした。
レブロンは、資産面でも“NBAの王様”であり続けている。クリスティアーノ・ロナウド、カネロ・アルバレス、リオネル・メッシに次いで第4位にランクインしたレブロンは、今年の総収入1億3780万ドル(約219億6000万円)のうち、コート上で5280万(約84億1000万円)、コート外で8500万ドル(約135億5000万円)を稼ぎ出した。
現役NBA選手として初のビリオネアとなった4度のNBAチャンピオンは、現役生活を続けながら、その延長戦に“事業帝国”を築き上げている。ナイキとのスポンサー契約、『Mind the Game』や『The Shop』などを手がけるメディア企業「スプリングヒル」、ボストン・レッドソックスやリバプールFCを所有するスポーツ投資会社「フェンウェイ・スポーツ・グループ」など、収益の柱は多岐に渡り、レブロンはNBA選手がどこまでビジネスを拡張できるかを示すロールモデルとなっている。
純資産は、驚異の14億ドル(約2231億1000万円)。来シーズンはサラリーの減額が噂されるが、長期で見れば、この資産額は今後も右肩上がりとなるだろう。

[写真]=Getty Images
来シーズンはさらなる年俸アップが約束されていながら、収益構造は大谷翔平顔負けの二刀流。「アンダーアーマー」からの独立が発表された「カリーブランド」のほか、スポーツアニメーション映画『GOAT/ゴート 史上最高をめざせ!』のリリースが記憶に新しい「ユナニムアス・メディア」や、バーボンウイスキー「ジェントルマンズ・カット」をはじめとする「サーティ・インク」傘下の事業がその土台を支えている。

[写真]=Getty Images
4度の得点王の資産形成の強みは、「35V」を軸に、投資・メディア・スポーツビジネスを一体で回している点にある。投資部門では80社以上に出資し、スポーツ・ビジネス・エンターテインメント・メディアを扱う「ボードルーム」も広く知られる存在になった。さらに、パリ・サンジェルマンやフィラデルフィア・ユニオンの共同オーナーとしての顔も持つなど、コート外での存在感は年々強まっている。

[写真]=Getty Images
20位以内には、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が11位、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)が18位にそれぞれランクイン。また、2年連続のシーズンMVPであるシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)が24位、今シーズンの得点王であるルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)も33位に登場するなど、次世代スターの台頭も際立っている。
レブロンが帝国を築き、カリーがブランドを育て、デュラントが投資家として存在感を高める。NBAのコート外での影響力は、いまなお拡張の一途を辿っている。
▼『Forbes』が公開したスポーツ長者番付の上位10人
1位 クリスティアーノ・ロナウド 3億ドル
2位 カネロ・アルバレス 1億7000万ドル
3位 リオネル・メッシ 1億4000万ドル
4位 レブロン・ジェームズ 1億3780万ドル
5位 大谷翔平 1億2760万ドル
6位 ステフィン・カリー 1億2470万ドル
7位 ジョン・ラーム 1億700万ドル
8位 カリム・ベンゼマ 1億400万ドル
9位 ケビン・デュラント 1億380万ドル
10位 ルイス・ハミルトン 1億ドル
文=Meiji
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