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スニーカーFAのカリーがリーニンと10年契約を締結…カリー・ブランドの世界的展開も

リーニンとの契約を発表したステフィン・カリー [写真]=Getty Images
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 ゴールデンステイト・ウォリアーズステフィン・カリーが、自身のサイトを通じて、中国のスポーツブランド「Li-Ning(リーニン)」とパートナーシップ契約を結んだことを発表した。

 2025年11月に10年以上を共にしてきたアンダーアーマーと決別し、「スニーカーフリーエージェント(FA)」となっていたカリー。以降は試合の度にさまざまなブランドのシューズを着用してコートに立ち、その足元に大きな注目が集まっていたが、ついに新たな相棒が決まった。

 米スポーツ専門局『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によると、カリーとリーニンは10年の画期的な長期契約に合意したという。この契約には、「カリー・ブランド」のグローバルな展開が含まれており、バスケットボール製品はもちろんのこと、アスレジャー(スポーツウェアと普段着を兼ねたアパレル)やフルゴルフライン、さらにはカリー・ブランド傘下で他のアスリートと契約する権利なども包括されている。

 カリーは自身のサイトで声明を発表。「次のステージが整った。これはシューズ契約を超えたものだ。シグネチャーシリーズを超えたものだ。これは、生涯をかけたパートナーシップだ。カリー・ブランドの未来は、リーニンとともにある」と強い決意を示した。

 新天地を選択した理由については、「このプロセスを通じて、私がパートナーに求めた条件はいくつかある。まず、スポーツを本気で追求する企業であること。そして、今も将来も世界中でバスケットボールを称え続けることにコミットしている企業であること。プロダクトはもちろん、何より『人』として信頼できる企業と組みたかった。リーニンで、その答えが見つかった」と説明し、強い信頼を口にしている。

 同社の会長である李寧(リー・ニン)氏へのリスペクトも契約の大きな決め手となった。李氏は、1984年のロサンゼルスオリンピックで金メダル3個(ゆか、あん馬、つり輪)を含む合計6個のメダルを獲得し、「体操王子」として国民的英雄となった元体操選手だ。カリーは「1990年の創業以来、リーニンを世界トップクラスのブランドに育て上げてきた、志を同じくするアスリートたちの存在だ。その筆頭が、李寧氏本人だ。オリンピック金メダリストであり、先見の明を持つビジネスマンであり、私が深く尊敬し信頼するビジョナリーだ」と言及[21, 25]。「創業者アスリートとして自身のブランドをここまで成長させた姿は、まさに私がカリー・ブランドに抱く夢そのものだ。今後は共に両ブランドを長期的に高め続けていく」と、自身のブランド展開と重ね合わせた。

 大きな話題を呼んだスニーカーFA期間中の出来事についても触れており、「リーニンのシューズのクオリティ、履き心地、そしてパフォーマンスに強く引きつけられた」と告白。リーニンと契約しているドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)や、ジミー・バトラー(ウォリアーズ)のスニーカーを履いてプレーしていたころに、「リーニンならカリー・ブランドが目指すイノベーションとデザインを実現できると確信した」と振り返った。

 中国のバスケットボール市場でトップシェアを誇り、アジア全体で7600以上の店舗を構える巨大ブランドと手を組んだカリー。「リーニンのイノベーションを原動力に、カリー・ブランドをバスケットボール、ゴルフ、そしてライフスタイル全般において将来をリードする企業へと成長させていく。革新的なプロダクトを生み出し、洗練されたプラットフォームを立ち上げ、世界中の少年少女にインスピレーションを与えるストーリーを届けたい」と意気込みを語っている。

 さらには「李寧氏と彼のチームが持つイノベーションを米国に届ける橋渡しができることは、光栄この上ない」とし、中国と米国の両国でカリー・ブランドの店舗を共同展開する計画があることも明かした。

「若いアスリートたちが、私がこれまでのキャリアを通じて感じてきたのと同じ、スポーツを通じた目的・喜び・情熱を見つけてくれることを願っている」と語るカリー。新たなリソースとグローバルな基盤を手にしたスーパースターが、ビジネスの舞台でも次世代へこれまで以上に多大な影響を与えていくことになりそうだ。

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