2026.05.31
オクラホマシティ・サンダーとの激闘を制し、「NBAファイナル2026」への出場権を獲得したサンアントニオ・スパーズ。そのスパーズでAHC(アソシエイトヘッドコーチ)を務めるショーン・スウィーニーは、サンダーとの第7戦の前日にあたる5月30日(現地時間29日)、オーランド・マジックのHC(ヘッドコーチ)就任が報じられた。
2011年にニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)でビデオコーディネーターとしてNBAキャリアをスタートさせたスウィーニー。長年にわたって経験を積み重ね、ついにHC就任を勝ち取ったという報道には、SNS上でも祝福の声が相次いだ。一方で、プレーオフを戦っている最中の報道に対しては、「今シーズンが終わるまでは現在のチームに集中させてあげてほしい」「少なくとも報道は控えるべきでは」といった批判の声も少なくなかった。
そんな中、スパーズのミッチ・ジョンソンHCがスウィーニーのニュースについて語っている。
「ショーンのことを本当にうれしく思う。彼にはその資格がある。彼はこれまでにも、ヘッドコーチ就任の可能性がある機会を何度も得てきた。だから問題は“なれるかどうか”ではなく、“いつなるか”だったんだよ。私が初めて彼に連絡を取って話した時から、そう感じていた」
スウィーニーはキャリアをスタートさせたネッツに加え、ミルウォーキー・バックス、デトロイト・ピストンズ、ダラス・マーベリックスでAC(アシスタントコーチ)として経験を積んだ。今シーズンはスパーズでディフェンス部門を統括し、チームのディフェンシブ・レーティングは昨シーズンの25位から今シーズンは3位へと大幅に改善された。また、史上初の満票でDPOY(最優秀守備選手賞)を受賞したビクター・ウェンバンヤマとも厚い信頼関係を築いている。
ジョンソンは、プレーオフ期間中の報道についてネガティブなコメントを口にすることなく、ただただスウィーニーへの祝福の言葉を送った。
「オーランドにとっても良いことだし、彼がイースタン・カンファレンスへ行くという意味では、私たちにとっても良いことだね。何よりショーンのことが本当にうれしい。彼にとって素晴らしい環境だと思う。向こうにも何人か知り合いがいるが、彼はチームにとても合うはずだ。ふさわしい機会を勝ち取ったと思うし、本当にうれしく思っている」
来シーズンは、スウィーニーの新天地での手腕やジョンソンとの“師弟対決”にも注目が集まるだろう。新たな挑戦へ向かうスウィーニーだが、まずはNBAファイナルという最大の舞台でスパーズの一員としての貢献に注目したい。
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