2026.05.30
オーランド・マジックが、サンアントニオ・スパーズのAHC(アソシエイトヘッドコーチ)を務めるショーン・スウィーニーを新HC(ヘッドコーチ)として招聘する見込みとなった。5月30日(現地時間29日)、現地メディア『ESPN』が報じている。
報道によると、マジックのヘッドコーチ候補には今シーズン終了後にシカゴ・ブルズのHCを退任したビリー・ドノバンや、ロサンゼルス・クリッパーズのAC(アシスタントコーチ)であるジェフ・バン・ガンディも含まれていたという。スウィーニー、ドノバン、バン・ガンディの3名は先週、マジック首脳陣との対面面談を実施。その後、球団はスウィーニーにオファーを提示する決断を下したようだ。
スウィーニーは今シーズン、ミッチ・ジョンソンHCのもとで守備面を統括。スパーズのディフェンシブ・レーティングは昨シーズンの25位から今シーズンは3位へと大幅に改善している。また、ビクター・ウェンバンヤマやステフォン・キャッスルといった選手からも高い信頼関係を構築しているようだ。
現在スパーズはオクラホマシティ・サンダーとのカンファレンス決勝の真っただ中にあるが、スウィーニーはポストシーズン終了までチームに帯同する予定。31日に行われる第7戦でも、ベンチから指揮を補佐する見込みとなっている。
スウィーニーは2011年、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)でビデオコーディネーターとしてNBAでのキャリアをスタート。2013-14シーズンにはブルックリン・ネッツのACに昇格し、その後ミルウォーキー・バックスやデトロイト・ピストンズ、ダラス・マーベリックスで経験を積み、昨シーズン終了後にスパーズのAHCに就任した。
スウィーニーにとって初のHC就任となるマジックは、パオロ・バンケロやフランツ・ワグナーといった若手中心の主力が揃っており、イースタン・カンファレンスの上位進出を目指す戦力が整っている。
マジックは過去3シーズン連続でプレーオフ1回戦敗退に終わっている。今シーズンも第1シードのピストンズ相手にシリーズ3勝1敗と王手をかけながら、その後3連敗を喫して敗退した。直後に解任されたジャマール・モーズリーHCは、すでにニューオーリンズ・ペリカンズのHCに就任している。
なお、『ESPN』によると、スウィーニーは近年複数の球団でHC候補に挙がっており、過去2年間ではホーネッツ、ピストンズ、サンズの指揮官選考でも最終候補に残っていたという。
満を持してつかんだ初のHCの座で、停滞感の漂うマジックを次のステージへ導けるか注目が集まる。
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