2025.01.15
1月17日(現地時間16日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーは、ホームのペイコム・センターでクリーブランド・キャバリアーズとの“リベンジマッチ”に臨んだ。
両チームは9日に対戦し、この時はホームのキャバリアーズが同点8度、リードチェンジ30度を数えた大激戦を129-122で制したのだが、17日の再戦ではサンダーが21本ものターンオーバーを誘発し、最大42点差をつけるなど134-114で快勝。これで両チームは34勝6敗(勝率85.0パーセント)でリーグトップタイとなった。
サンダーはチェット・ホルムグレン(骨盤骨折)に加えて平均11.8得点12.2リバウンド4.1アシスト1.3ブロックを誇るアイザイア・ハーテンシュタインも左ふくらはぎ負傷で欠場。
それでも、トップスコアラーの“SGA”ことシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが右サイドを中心にペイントエリアやミッドレンジからショットを決めていき、フィールドゴール成功率65.4パーセント(17/26)の計40得点に8アシスト2スティールと大暴れ。
さらに6本の長距離砲を決めたルーゲンツ・ドートが22得点、ジェイレン・ウィリアムズが19得点6リバウンド5アシスト3スティール2ブロック、アイザイア・ジョーが12得点2スティール、ブランデン・カールソンが11得点4リバウンド、アレックス・カルーソが10得点3スティールをマーク。
なかでもギルジャス・アレクサンダーは29分14秒のプレータイムで大量得点を奪ってゲームを支配。「僕はただ自分が大好きなゲーム、バスケットボールをプレーしていただけ。ハードにやっているんだ。ゲームに自分のすべてを捧げようとしているのさ」と試合後に話していた。
30分未満の出場時間で40得点以上をたたき出したのは、フランチャイズ史上初。つまり、サンダー時代のケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)やラッセル・ウェストブルック(現デンバー・ナゲッツ)も達成していなかったことをクリアしたのだから特筆すべきだろう。
なお、ギルジャス・アレクサンダーは翌18日のダラス・マーベリックス戦を右手首の痛みのため欠場。今シーズン初の欠場になったとはいえ、この日『NBA.com』へ公開された最新版のMVP候補ランキングでトップをキープしている。
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