3時間前

レブロンが”祝福ポーズ”で歓迎…ネッツのディアンジェロ・ラッセルがレイカーズ凱旋

ディアンジェロ・ラッセルが古巣に凱旋(写真は1月15日のもの) [写真] = Getty Images
バスケ情報専門サイト

 1月18日(現地時間17日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツは敵地クリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・レイカーズと対戦。12月30日にレイカーズからネッツに移籍したディアンジェロ・ラッセルにとって、早い凱旋試合となった。

 ラッセルの凱旋には試合前から注目が集まっており、レイカーズのヘッドコーチを務めるJJ・レディックも「彼は僕たちに挑んでくるだろうし、楽しい試合になるだろう」とコメントしている。ラッセル自身も「あのチームには友達がたくさんいるからいつもとは違う感情があるけど、対戦できることにワクワクしている」と語っていた。

 第1クォーター終了間際、ブザービーターで3ポイントを沈めたレブロン・ジェームズは、右腕の血管を左手で指差す「Ice In My Veins(”俺の血管には氷が流れている”の意味で、大事な場面でも動じない冷静さをアピールするもの)」のセレブレーションを披露。このセレブレーションはラッセルから流行したものとされていることから、”キング”なりのラッセルの凱旋に対する歓迎と見られ、特にSNSで盛り上がりを見せた。

 試合は第4クォーター終了直前まで行方がわからない緊迫した展開となった。ネッツが1点差を追いかける第4クォーター残り10秒、勝負を託されたラッセルは3ポイントを放つが惜しくもリングに弾かれ、ネッツは101-102で惜しくもレイカーズとの接戦を落とした。

 ラッセルはこの試合、ベンチ出場ながら19得点6リバウンド8アシストと奮起し、試合における選手の貢献度を表すエフィシエンシー・レーティングではチームトップの24を記録した。

 ラッセルは2015年のNBAドラフト全体2位でレイカーズに入団。2シーズン後の2017年にネッツに放出され、ゴールデンステイト・ウォリアーズやミネソタ・ティンバーウルブズを経て2023年にレイカーズに復帰し、この度再びネッツでプレーすることとなった。以前のネッツ在籍時は2019年のNBAオールスター選出を果たすほどの飛躍を見せたラッセルだが、今回は古巣ネッツでどんな活躍を見せることができるか。

 ネッツは20日、敵地でオクラホマシティ・サンダーと対戦する。

ディアンジェロ・ラッセルの関連記事